組合側の再審査申し立てを棄却/高野山真言宗・金剛峯寺事件で中労委
宗教法人高野山真言宗及び金剛峯寺に勤務し、管理職ユニオン・関西に
所属する組合員の僧侶が、住職の選任をめぐる紛議調整申し立ての手続き
が開始されないのは不当労働行為だなどと主張して救済を申し立てた事件
で、中央労働委員会は16日命令書を交付した。同法人が手続を開始しない
のは、僧侶の組合加入を理由にしたものとは認められないとの判断などを
示し、組合側からの再審査申し立てを棄却した。
http://www.mhlw.go.jp/churoi/houdou/futou/shiryo-01-295.html
職員ならともかく、僧侶が組合員であるというのはいかがなものかしらん。
そりゃたしかにそうなのかなぁ、組織の構成員ではあるので。
でも勤務時間とか言い出したらどうするんだろう?
なんだかばかばかしい話である。修行は勤務か?
誰かにやらされる宗教などやめてしまうに限る。
労働基準法の対象は「やらされてしまう」ことにある。
宗教の構成員といわゆる企業の構成員は本来そこが違うはず。
そんなこともわからんちんの僧侶が住職に選任されないのは、まぁしかるべき措置といえるのでは?
そんなビジネスライクな坊主の経は聞きたくないしね。
馘にする権利も寺側には無いかもしれないので、そうしたら何をかいわんやである。
あ、破門するという方法はあるのか。
でもそれって企業が解雇するよりも致命的な感じがするなぁ。
だから掘り下げないんだろうけど。
なんというか、特権地位を自分で下げていくような行動はいかがなものか?
特権地位が維持されない=ふつーのサービス業に陥った瞬間にかなりの痛手をこうむるという自覚はあるのだろうか?
組合の意向もまったくわからないなぁ。
宗教とビジネスのロジックは最初から異なるべきであって、そんな僧侶をメンバに参加させた時点で組合の品位が疑われるという自覚も無いのかしらん。
なんだか、権利だけを声高に主張する不幸を目の当たりにしたようで違和感しかない感じ。
2008年10月20日月曜日
僧侶が組合員であるという違和感
2008年10月19日日曜日
サービス業としての温泉旅館
実は初めてだったのですが、まぁ、なによりも遠かったですね(笑)
都心から車で片道5~6時間。高速下りてからあんなにかかるものかと。。
でも、そのぶん、観光地としての価値を保っている気がして、以前に出かけた水上よりも観光地としては成功しているのかな、と思いましたが、それは素人の浅はかさで温泉そのものの価値も違うのかもしれない、ということを考えさせられたのは阪急交通社さんのこの企画。

温泉遺産とは…
「日本温泉遺産を守る会」が、独自の基準で認定した温泉地の建造物、温泉文化、源泉風呂の宿をいいます。安全を重視し旅籠の心意気を持つ源泉宿と、後世に遺したい温泉文化の総称です。
だそうです。こだわりがあるのね。とくにこの条件の最後にある「源泉かけ流し」は、今回草津に出かけてみて、非常に重要な要素であると感じ入りました。
今回は知人の紹介だったのでまったく参考にしませんでしたが、こういう点で研究してから出かける方が好ましいかもしれない。今回も悪くは無かったけど、残念なところもあったので。
温泉旅館をサービス業とした場合、立地がほとんどを占めてしまう。
立地の差別化が一つ目の重要なマーケティングになるでしょう。
そのうえで旅館個別の差別化をするポイントをどこに置くのか、というところが課題になる。今回の宿(阪急さんに紹介されていません)は、資源である歴史価値を生かしきっていないのが残念な感じでした。十分に差別化要素になるのに。
知人はその素朴さが魅力と感じていたようですが、おいらのような素人にとってはこんな風に紹介してくれてアピールしてくれないとその味わいが理解できないのですね。なんというか、サービスマネジメントシステムとて、インボルブされていない感じ(笑)そこを味わうための心構えというかモチベーションがこちらにないと、するっと入ってこないんです。このあたりがサービスマーケティング的に重要でしょうね。
顧客の期待とプロバイダのコンセプトの一致がないと、客観的な価値は、サービスにおいては存在しにくいので。
そういう点で、ここで紹介されている野口悦男さんはおいらが寡聞なので存じ上げませんが、こういった客観的な情報提供は助かりますね。まず、コンセプトを理解してからサービスに向き合うことができる。
逆に、アピールが強すぎて実体が伴わない(マーケティングが巧妙すぎる)場合には2度といかないという逆効果になるのは当たり前として、こういった旅行社と専門家を巻き込んだメッセージであれば、その旅館だけの捨て身の攻撃ではないと安心できるので、非常に良いですね。野口さんの経験に基づくというのもありがたい。
温泉好きの方、自分の知見にこだわらず、たまにはこういう意見を参考するのもいかがでしょう?
2008年10月18日土曜日
伝える技術・聞く技術
こういうことって、実は他の技術サービスでは起き難いと思う。
なぜなら顧客の期待値も技術知識に依存しているため、と推測できる。
サービス業として差別化する以上はフロントライナーの意識が重要になる。
ここに気がついている会社は早々にエンジニアからコンサルタントに位置づけを代えて努力をしているが、まぁ、まだまだ苦しんでいるって感じですね。
でも、こういう方向性は技術レベルの差別化が競争優位の源泉でなくなっているIT業界においては起こるべくして起こっている変化といえるのでしょうね。
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2008年10月14日 日経SYSTEMS
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13:00〜17:00(開場12:30)予定
【会場】秋葉原コンベンションホール(東京・秋葉原)
(MAP→ http://www.akibahall.jp/data/access.html )
【主催】日経SYSTEMS
(詳細→ http://itpro.nikkeibp.co.jp/SYS/index.html )
【受講料】いずれも19,800円(税込)
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│■講師プロフィール■│
└──────────┘
株式会社パンネーションズ コンサルティング グループ
代表取締役 安田 正 氏
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
兼松パーソナルサービス・国際化事業部部長を経て,1990年に,パンネーションズ
コンサルティング グループを設立。プレゼンテーションや論理的思考,交渉など
の領域で,講師として活躍。主な著書に,『言いたいことが確実に伝わる17秒会話
術 』(明日香出版社 )『ロジカル・コミュニケーション』『ロジカル・ライティ
ング』(日本実業出版社)『英語プレゼンテーションの技術』(ジャパンタイムス
),『会議力トレーニング』(日本経済新聞社)などがある。パンネーションズは
上場企業を中心に約600社のクライアントを持つ。
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│■プログラム■│
└───────┘
■セミナー1 13:00〜14:20
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明日から役立つ「分かりやすく話す,情報伝達のスキル」
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ITの現場でエンジニアは,ユーザーや他のエンジニアと正確にコミュニケーショ
ンを取ることが求められます。そのために特に重要なのが,「分かりやすく話す」
という情報伝達のスキルです。セミナー1では,報告・連絡・相談や会議などの場
面の事例を通じて,分かりやすく話すスキルを解説します。また演習を行うこと
で,すぐに役立つスキルであることを実感していただきます。
■セミナー2 14:30〜15:50
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プロジェクトの効率化を図る「聞き取り整理するスキル」
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情報を聞き取り整理するスキルは,ユーザーとプロジェクトのゴールを共有した
り,要件を定義したりする上で欠かせません。また,プロジェクトを円滑に運営
するために開発チームのメンバーから情報を得るためにも,このスキルは重要で
す。セミナー2では,情報を聞き取り整理するスキルを,演習を通して解説しま
す。
■■Q&Aセッション 16:05〜17:00
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会場からの疑問・質問に講師がお答えします。
当日受付にて質問票を配布しますので,質問のある方は記入のうえ,係員にお渡
しください。実際のITの現場で感じている悩みや不安をお寄せください。
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2008年10月17日金曜日
2009おせち戦線
例えばこういうの。

京樽のおせちですね。
見た目はこんな仕上がりの様子。素敵。
努力ではここまでいかない。一度はこういうちゃんとした「おせち」ってのを体験するべきだし、体験させるべきだと思いますね。
しかも全国配送だし、10月中なら割引中だしってところで、忙しいことが目に見えているのに形は揃えないといけないかたがた、お勧めです。




2008年10月16日木曜日
スペイン大使館主催イベント
だから、どうなの?といわれても困るのですが、行きたい。
誰か行ってきて(笑)
とりあえず自分はいけないので。
スペインといい内容といい興味しかない。
でも会社的には大晦日なので、残念ながらありえない。。くすん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スペイン大使館主催イベントのご案内
「スペインのデザイナーによるシンポジウム」
"スパニッシュデザイン:スペインはヨーロッパのスパイス"
【主催】スペイン国大使館・スペイン貿易庁(ICEX)
【日時】10月31日(金)11:00〜
【会場】新宿パークタワー リビングデザインセンターOZONE
3F パークタワーホール <入場無料>
【内容】各界の有名ブランドや有力企業で、現役デザイナーとして働く
スペイン人デザイナーたちによるシンポジウムです。スペインと
ヨーロッパの「デザインの今」について語り合います。
※事前登録制。希望者多数の場合は抽選。上記詳細・事前登録はこちら
http://cc.nikkeibp.jp/?a=008a9d
「DDiデザイナーズセミナー」"Designing Emotions" by DDi
【日時】11月1日(土)15:00〜
【会場】スペイン大使館 B1階 セミナーホール <入場無料>
港区六本木1-3-29(最寄り駅:東京メトロ南北線 六本木一丁目駅)
【内容】スペインの若い気鋭のデザイナー5名が来日し、セミナーを行います。
分野はプロダクト、グラフィック、インテリアなど多岐に渡ります
※事前登録制。希望者多数の場合は抽選。上記詳細・事前登録はこちら
http://cc.nikkeibp.jp/?a=008a9e
★「Spain Emotion」のデザインイベントは本年も盛りだくさんです。
http://cc.nikkeibp.jp/?a=008a9f
【上記全てに関するお問合せ先】
スペイン・エモーション事務局 Tel:03-5537-7622
e-mail:info@spain-emotion.com
2008年10月15日水曜日
「電子マネー活用戦略セミナー2008」参加者募集!
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◆◆◆ DIAMOND 電子マネー活用戦略セミナー2008 ◆◆◆
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広がり続ける電子マネーの可能性を、
nanaco、WAON、PASMOのそれぞれが語るセミナー
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【開催日】2008年11月21日(金) 13:30〜17:20(受付13:00より)
【会 場】浜離宮朝日小ホール (東京都中央区築地5-3-2 電話03-5541-8710)
【講 演】(株)アイワイ・カード・サービス 代表取締役社長 山本俊介氏
イオン(株) 執行役 グループIT担当 梅本和典氏
東京急行電鉄(株)情報・コミュニケーション事業部
事業推進部 土屋智永氏
他
【主 催】(株)ダイヤモンド・フリードマン社
【協 力】(株)ダイヤモンド社
【受講料】\15,000-(1名、税込)
【申 込】http://dfonline.jp/smr/dms0811 または FAX:03-5464-2061まで
2008年10月14日火曜日
移民労働者受け入れ職種案(イギリス)
▼イギリス/EU域外からの移民労働者受け入れ職種案を公表
移民政策に関する政府の諮問機関「移民提言委員会」は9月、
EU域外からの専門技術者の受け入れを通常より容易にする
人材不足職種の見直し案を公表した。
委員会の試算によれば、対象職種の数は増加したものの、
就業者数ベースでは約3割減になるという。http://www.ukba.homeoffice.gov.uk/aboutus/workingwithus/indbodies/mac/macfirstshortagelist/
医療・介護、建設、教育などの19グループ 現在、EU域外からの
専門技術者等の受け入れに対して実施されている労働許可制度は、
域内での人材調達が困難であることを示すよう雇用主に求めている
(一定期間の求人広告の実績など)が、人材不足職種に関しては
これが免除される。今年はじめから段階的に導入されているポイント制
(外国人を入国目的や専門技術等に選別して、年齢や学歴などに基づく
入国資格を定める制度)の一環として、11月に運用が開始される専門
技術者向け制度でも、この手法が継続される。その導入に先立ち、
政府は人材不足職種の継続的な見直しを行う諮問機関として、
移民提言委員会を昨年立ち上げた。
同委員会は、
(1)専門技術の水準
(2)人材不足の有無
(3)EU域外から人材を調達すべきか、
という観点から、独自の調査研究に加えて企業や業界団体等から寄せられた
意見なども踏まえ、初回の報告書を9月にとりまとめた。
報告書は、専門技術職種とみなす技能水準を全国資格枠組み
(National Qualifications Framework)のレベル3と規定、また同職種の
時間当たり賃金の中央値が10ポンド以上であることなどを前提に、
実際に人材不足が生じている職種を絞りこんでいる。その際に、
(1)国内の他地域からの人材調達の可能性はないか
(2)国内労働者の雇用や専門技術の向上の阻害要件とならないか
(3)廉価な労働力として移民労働者を使ってはいないか
―なども考慮した。その結果、同委員会は
▽特定の医療分野のコンサルタントおよび上級看護師
▽土木技師、化学技術者などのエンジニア
▽土地開発・建築にかかわる積算士及びプロジェクト管理者
▽数学・科学の中等教育教員
▽専門技術を有する調理師
▽専門技術を有する上級介護労働者
▽船舶・ホバークラフト乗組員
▽獣外科医
――など19の職種グループを人手不足の分野として挙げている。
各々について、必要に応じてより詳細な職種を限定するとともに、
経験年数や保有資格、時間当たり賃金額の下限などの条件を定める。
なお、特に専門技術者が不足しているとみられるスコットランドについては、
上記に加えて一定以上の技術・資格を有する高齢者向け看護師や食品等
加工労働者なども人手不足職種として認めている。
一連の人手不足職種は、現行制度のもとで国境局(Border Agency)が
定める不足職種と大きくは重なっている。標準職業分類に基づいて職業全般
から選定しなおしたため、職種数は増加したものの、該当する職種がカバー
する就業者数は100万人から70万人へと減少したとの試算を委員会は示している。
また看護師など医療関係の一部の職種については、今後6か月間でさらに検討する
予定だ。同時に、移民労働者の受け入れは短期的には必要な人材の調達を通じて
企業やサービスの維持という利益をもたらすが、移民依存の傾向が強まれば、
長期的には国内の人材育成を停滞させる懸念があるとして、バランスに配慮しながら
制度を運用する必要を主張。最低でも2年に一回、同様の見直し作業を実施すべき
であると政府に提言している。
委員会案をうけて、政府は10月には最終的な人手不足業種を固めたうえ、11月からの
新制度に併せて運用を開始する予定だ。
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うーん、やっぱり難しい問題ですわね。
でも、面白いのはイギリスの施策でありながら、やはり、「EU」を核にして内と外を区分しているところ。なるほど、すっかり地域なんですわね。イギリスなんてアメリカ人のほうが来やすそうなのに。すなわち、そんな先進国は対象としていなくって、「そうではないところ」が重要なんでしょうね。しかしやっぱりサービス事業のフロントライナが不足している。どこの国でも同じ。日本でフィリピンから介護士を寄せているのと同じことである。なぜ足りないのか、そこへの視点はあえて考えない感じですね。お役所仕事なので、それは対象外ってことでしょうけど。
廉価な移民は問題だけど、移民が増えて国内生産力を圧迫しないこと。
政治なので仕方が無いけど、もう少しすっきりさせる方法は無いものか?
個人が個人として有能であれば期待アウトプットに対してリワードすればよいのですが、国家はそれではすまないんですよね。会社組織も実は同じですけど。
結局、能力は各労働者一人ひとりにしか蓄積しないので、移民を上手に利用して短期の生産性を向上させても、移民の能力が向上するだけで、国民の能力は向上しない、それはいずれ国力低下につながるという懸念。会社で外注を積み上げて数字を積み上げたって能力の蓄積にならないので、長期的には競争力の向上につながらないのである。
でも、ここにグローバル経営企業が関わってくると、問題が難しくなるよね。
能力があるリソースをEU外で見つけたので、イギリスで働かせようとした場合、移民として処理できるのか怪しい。アサインもできないのか?このへんの詳細なインプリは興味があるところ。
2008年10月13日月曜日
面白いアイデア商品:MP3ウオッチ
世の中すっかり、なんもかんもをケータイに入れ込もうとしているんですがそもそも最も携帯性が高いツールといえば腕時計でしょう。なぜこれがこんな風にならなかったんだろうという感じ。
むかしから、通信機能を腕時計に組み込むイメージはいろんなアニメとかで出されているのに、なかなか実現しないまま携帯にやられたのはやまりモニターの問題だったのか?とまで考えさせられる一品。
MP3ウオッチG-style
とまれ、これは便利だと思います。
そもそも腕時計なので荷物も増えないし。
気になるのは重さか?デジタルに見せられても体感しないとわからないし。
機能としては、音声系の機能が満たせるものになっている。
・MP3プレイヤー
・ボイスレコーダー
・USBフラッシュメモリー
最後のは、ipodと同じですね。USBとしても使える。
人によってはこれだけで便利なんじゃないかしらん?
USBメモリを良く無くして、大事な資料とかいれちゃってたのでひやひやするような方、
腕時計にしちゃえば、そうはなかなかなくさないでしょう。
あと、ボイスレコーダにしたって、いつも持ち歩けないので、肝心なときに使えない、ってなことになりやすい。それについても、腕時計なら問題ない。
ケータイにカメラをつけたのに近いアイデアで、面白そうだなと思う。
これがネットワーク姓を持つとかなり面白い展開ができんじゃないかと期待しちゃう。
それ以外にもいろいろ製品があるようですので、こちらまで。

2008年10月12日日曜日
人口減少の中で重要性を増す労働の質、、ってなんだ?
「人口減少の中で重要性を増す労働の質」を分析/第一生命経済研
第一生命経済研究所は6日、「経済成長の可能性と90年代停滞の構造
−人口減少の中で重要性を増す労働の質」と題するレポートを発表した。
労働の質の向上が労働者数の減少をどの程度相殺することになるのかを、
国立社会保障・人口問題研究所『日本の将来推計人口』に基づき供給
サイドから試算。その結果から「2000年代の平均程度に労働の質を向上
させることができるならば、労働者数が減少しても、潜在成長率の押し下げ
を緩和することができる」と分析している。
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban/pdf/et08_145.pdf
まぁ、妥当な分析ですが、すなわち、楽にはならないということで。
我々は何のために一生懸命働くんでしょう??
こういう疑問には答えてくれない、経済学者の論文。
おいらからすると、あんまり参考になる視点無し。
潜在成長率を押し下げるのが悪いことなのか?
そういう疑問なく書いているところのナイーブさは疑問。
成長すりゃあ良いってものではないのでは?
そのへんが、潜在成長率を引き上げることを善として、そこに導くロジックになっていることが見え見えでつまんない。
生産力が低下しても、アウトプットが同じということは生産性を挙げることで、
それが真実として同等のマンパワーで生産性が向上できていることが証明
できない限り、単に一人当たりの負荷が重くなって不幸になるので。
経済学ってこういうところへの突込みが浅いというか平板なんだわねぇ。
「能力よりも提示する賃金が高い場合には、労働者が殺到することにより生じる競争により賃金が低下する。つまり、労働市場の需給調整により適当な賃金に落ち着くことになる」という仮説は経済学的におかしい。賃金が高い場合に、その賃金をもらう人数が増えることで上記の仮説は成立するが、そうではない。賃金が高い職業は賃金が高いまま高止まる。下がるのは賃金ではなく、オルタナティブが設定されることで代替機能に流れ、賃金が下がる可能性があるだけである。賃金が低い場合についてはもちろん正しい。ただし、逆は成立しない。なので不思議な論文に見えちゃうんだなぁ。
そもそも、労働の質を賃金で図ろうというところに無理があるわね。。
ま、経済学者なので、こうなっちゃうのかなぁ、残念。
2008年10月11日土曜日
IT活用で新しい労働衛生管理手法を
IT活用で新しい労働衛生管理手法を/厚労省が説明展示会
厚生労働省は、「ITを活用した新しい安全衛生管理手法」の説明展示会を
10月から12月にかけて全国3カ所で開催する。同手法は、団塊の世代
の大量退職等により労働現場の安全衛生水準の低下が懸念されていること
を踏まえ、労働安全衛生総合研究所と日本鉄鋼連盟との協力で実施した
研究成果。今月30日に東京、11月14日に大阪、12月5日に名古屋で開催する。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei23/index.html
という説明展示会があるそうです。
安全衛生管理、ついつい見落とされがちですし、コスト競争が過当になっていると思われる昨今、忘れられつつありますけど、最低限のところで、健康と安全は確保しないといけませんです。これがないのであれば、生産性はあくまで見た目の問題で実体と乖離することになります。たとえばデュポン。10数年にわたって工場での死亡事故は無いそうです。そういうことは「当たり前」であるべきで、それがITなんていうつーるだけで解決できるのであれば必要経費として投資を進めて欲しいものです。
でも、結局はITだけではダメで、人間が関わるところなので並行して教育を進めないといけないでしょうねぇ。そういうところを削って出た成果は結局偽者で、返り討ちに遭うはず。メラミン問題とおんなじである。
2008年10月10日金曜日
ダイバシティってご存知ですか?
人員構成の多様化、約6割の企業で進む/メイテック調査
エンジニア派遣のメイテックは2日、製造業の人事担当者らを対象とした
「ダイバーシティ・マネジメントに関する調査」の結果を発表した。
3年前と比較した人員構成を尋ねたところ、約6割が「多様化している」
と回答。特に活用度が高まっている人材は「外部人材」が41.6%、
「外国人」 が29.2%、「女性」が16.9%などとなっている。
http://www.meitec.co.jp/news/pdf/2008/081002.pdf
外国人介護士、約4分の1の施設で雇用/人材派遣会社調査
福祉の人材派遣を手がけるニッソーネットはこのほど、首都圏の介護老人
施設等を対象に実施した「外国人介護士に関するアンケート調査結果」を
発表した。それによると、約4分の1の施設が「在日外国人介護士を雇用
している(したことがある)」と回答。「真面目さ」と「明るさ」を評価する一方
で、「記録業務での支障」や「職員とのコミュニケーション」 などを問題点
にあげている。
http://www.nissonet.co.jp/pdf/news_080924.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
外資系で勤務していると比較的当たり前の単語ですが、日系企業だとあんまりメジャではないようですね、ダンバシティ。
まぁ、メイテックの調査でも、「女性」の増加を「多様化」とするあたり、まだまだ文化の多様化までは道のり遠いかも、という感じですね。まぁ、それは段階的にしか進まないので。
でもまだまだ外国人は移民問題もかねあって、なかなか難しいのでしょうねぇ。
外資だとそのへんにアングロサクソンやインド人が歩いていたりするし、そもそも上司がそんな人たちだったりもするので、否が応にも意識せざる得ない。
その一方で、もうひとつの記事にあるように「在日外国人介護士」の記事にあるように我々の生活にゆっくりとではあれど、文化の多様性はしみこみつつある。
でもニッソーネットの調査記事を見る限りでは、サービスの現場にも比較的スムーズに入り込めているようですね。それはちょっと安心。もっと悲惨な評価を懸念していたので。
そしてやはり最大の難関である「コミュニケーション」は課題になるんだなぁ、と。
このコミュニケーションが、バーバルなものかノンバーバルなものか気になる。
日本人だと、ついついバーバルさえ何とかなれば、と思いがちだけど、けっこうそうでもないのだわね。
とくにサービス事業においては、ノンバーバルでのダイバシティがかなりの重点を占める。
その辺まで踏み込むと、まぁ、学術調査のレベルに入り込んじゃうのかも(笑)
2008年10月9日木曜日
製品導入時の情報収集に関する調査ご協力のお願い
なんというか、面白そうなので、ご紹介。
まだ自分では対応できていませんが。。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『製品・サービス導入時の情報収集活動に関する調査』ご協力のお願い
〜ご回答いただいた方から抽選で20名様にギフトカードをプレゼント〜
https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/R005009VK.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日頃は「日経ものづくりNews」をご利用いただき、ありがとうございます。
現在、「日経ものづくり」では『製品・サービス導入時の情報収集活動に関する
調査』を実施しております。
この調査は、業務上で製品やサービスを購入・導入される際の情報収集活動や、
各ものづくり関連企業のホームページを実際にご覧いただいた印象などをお尋ね
するものです。
調査結果は、集計の上、各企業が読者の皆様とのコミュニケーションを考える際
の参考資料として活用いたします。
ご多忙の折り勝手なお願いで誠に恐縮ですが、趣旨をご理解の上、ご協力を
賜りますようお願い申しあげます。
日経BP社 日経ものづくり
■調査名
『製品・サービス導入時の情報収集活動に関する調査』
■ご回答URL
https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/R005009VK.html
※ご回答は、本メールをお受け取りになった方のみ、お一人一回でお願いいた
します。
■謝礼
ご回答いただいた方の中から抽選で以下のものをプレゼントいたします。
・全国共通ギフトカード 5000円分……… 20名様
■ご回答締切
2008年10月19日(日)23:59
■本調査に関するお問い合わせ
※下記URLから「お問い合わせフォーム」へ入り、
調査番号:R005009VK
調査名 :製品・サービス導入時の情報収集活動に関する調査
をご記入の上、送信してください。
⇒お問い合わせフォームのURL
( https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/research/rp-form.html )
※本アンケートは日経BP社の委託により、日経BPコンサルティングが
実施しています。
【ご回答内容と個人情報の取り扱いについて】
●日経BP社と日経BPコンサルティングの個人情報保護方針、およびアンケート
回答者規約に従い、責任を持って管理いたします。
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《日経BPコンサルティングの個人情報保護方針》
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《アンケート回答者規約》
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/aida/mn_kiyaku.html
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含む機密保持契約を日経BP社との間で結んでおります。
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2008年10月8日水曜日
立正大学〈ケアロジー〉公開講座 無料ご招待!
ケアロジーという単語には、なんとなく好きになれない響きが。。
「癒し」同様のそこはかとない違和感を感じてしまうのですわ。
なんだろう、倫理学とは何が違うのだ?
宗教学までは踏み込んでないだろうし。。
しかし立正大ってことは、やや宗教なのか?
それとも宗教の換骨奪胎を目指しているのか。。
そのあたりは興味深い。
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◆◆「立正大学〈ケアロジー〉スペシャルカレッジ」開講!◆◆
http://www.ris.ac.jp/event/contents_info.php?contents_id=472
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〜現代の諸問題をケアする学問「ケアロジー」とは?〜
280名様を特別無料受講ご招待
スペシャルカレッジを、無料で聴講するチャンスです!
■■■■■■■ 「立正大学〈ケアロジー〉スペシャルカレッジ」■■■■■■■
◇「人間のケア」を総合テーマに、スペシャリストの生の声で学ぶ、感じる ◇
http://www.ris.ac.jp/event/contents_info.php?contents_id=472
立正大学では、現代の諸問題をケアする学問「ケアロジー」を追及するとともに、
モラルと専門性をかけあわせた人材『「モラリスト×エキスパート」を育む。』
を教育目標として掲げています。
「ケアロジー」は人間の諸問題をケアするための学問です。多くの方にその本質を
ご理解いただけるよう、公開講座を開催いたします。
当公開講座では、各界のスペシャリストである下記3名の方を講師として招聘いた
しました。
○第1回講師: 篠田正浩 氏(映画監督)
「瀬戸内少年野球団」「札幌オリンピック」「スパイゾルゲ」他、
数々の代表作で知られる。
○第2回講師: 岸朝子 氏(食生活ジャーナリスト)
主婦の友社で「栄養と料理」の編集長を務め、その後料理栄養に関する雑誌
や書籍を企画編集。TV「料理の達人」では人気審査委員として出演。
○第3回講師: 立花龍司 氏(コンディショニング・ディレクター)
高校・大学の野球選手生活の後、学んだ指導学でコンディショニングコーチ
として、日本球界、NYメッツでコーチ経験を積む。
2007年度からは、千葉ロッテマリーンズのコンディショニング・ディレクター
に就任。
(コンディショニング・ディレクター=チームの体力的要素に関する統括部門
の管理職)
つきましては、当公開講座に280名様を無料招待いたします。
(応募者多数の場合は抽選。当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます)
◎--------- 立正大学〈ケアロジー〉スペシャルカレッジ 開講概要 ---------◎
■第1回: 11/12(水)18:30〜20:00【講師:篠田正浩 氏】
■第2回: 11/19(水)18:30〜20:00【講師:岸朝子 氏】
■第3回: 11/26(水)18:30〜20:00【講師:立花龍司 氏】
■会場: 立正大学 大崎キャンパス(東京都品川区大崎4-2-16)
■参加費用: 無料
■申込締切: 10/31(金)17時必着
■申込方法:「はがき」「FAX」「E-mail」にて。
下記必要事項を必ずご記入のうえ、下記申込先にお送りください。
・受講希望日
・講師名(1枚につき1講義)
・氏名(ふりがな)
・年齢
・郵便番号
・住所
・電話番号
■申込/問合わせ先:
立正大学スペシャルカレッジ運営事務局(栄美通信内)
〒104-8189 東京都中央区銀座1-15-6 KN銀座ビル
TEL: 03-3561-8506
FAX: 03-3561-5347
E-mail: rissho-s@eibi.co.jp
※受講者には11月3日発送(予定)で受講券を送付いたします。
ホームページはこちら>>
http://www.ris.ac.jp/event/contents_info.php?contents_id=472
■主催: 立正大学
■後援: ダイヤモンド社
2008年10月7日火曜日
企業発ベンチャー
「企業発ベンチャー」、大手10社の取組みを調査/日本経団連
日本経団連はこのほど、報告書「企業発ベンチャーの更なる創出に向けて」
を発表した。企業の有する技術・アイデア等の資源を活用し新規事業を創設
する「企業発ベンチャー」推進の取組みについて、松下電器、富士通、JTBなど
会員企業10社へのヒアリング調査の結果をまとめたもの。
報告書は、公募制度の広報、社員に対する基礎的能力教育や、ベンチャー
設立後のマネジメント人材の確保などを課題にあげている。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2008/1002/07.html
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マネジメント人材はどこでも不足してますね。。
企業発ベンチャーのひとつの目的はマネジメント人材を育てることでなかったかしらん?
そもそも大企業において子会社する効果だったはずなのだけど。試行として。
ベンチャーって銘を打ってしまうと(うーん、「姪を売ってしまう」と変換しやがった。。鬼畜な感じ)そういう位置づけではなくていずれはきりはなれて自立してくれることを期待するのかしらん。でも総合商社なんて、定常業務がベンチャーみたいなもんだからねぇ、こういう悩みは無いのだね。
でも新卒で入社して、おんなじようなスキルセットだったはずなのに、なんでこうなるんでしょう?
そういうところが企業文化なんだろうけど、不思議ですわ。
2008年10月6日月曜日
教員というサービスプロバイダと給与
●日本の教員の労働時間、OECD平均を大きく上回る
経済協力開発機構(OECD)はこのほど、「図表で見る教育2008年版」を発表した。
男性の大学進学者数が女性を上回る国は、OECD加盟国の中で日本、ドイツ、韓国
とトルコの4カ国。日本の高等教育機関への進学率は男性が52%、女性が38%で
その差が最も大きい。また、初等・中等教育の教員の法定労働時間は年1,952時間で、
比較可能な17カ国のうち最も多く、OECDの平均(1,651〜1,662時間)を大きく上回っている。http://www.oecdtokyo.org/theme/edu/2008/20080909eag.html
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●一律支給の見直しを提言/教員の残業代、実態に応じ
教員の残業代に相当する「教職調整額」の在り方を議論していた文部科学省の
有識者会議は8日、本給の4%を一律で支給している現行制度を見直し、
勤務実態に応じた「時間外勤務手当」の導入を検討するよう提言した。
(共同通信)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/gyousei/20080917b.htm
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●教員の平均年齢、40歳代半ばに上昇/文科省・学校教員統計調査
文部科学省はこのほど、2007年度「学校教員統計調査(中間報告)」の結果を発表した。
教員の数は、小学校が約39万人で前回調査(04年)と比べ0.3%の増加。
中学校が約23万2,000人(1.1%減)、高等学校が約23万4,000人(3.6%減)となっている。
教員の平均年齢は小学校が44.4歳、中学校が43.8歳、高等学校が45.1歳で、
いずれも上昇傾向にある。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/002/2008/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
うーーーーーーーーーーーーん。これはひどい。
ちなみに個人的な事情を明かしておくと、親戚一同かなりの「先生一家」なので、教員については近親憎悪か(笑)かなり厳しい目線を持っている。公務員だからプロ意識が無いとか、更新がないから緊張感が無いとか、競争がないから改善が無いとか、愛情とかに話を持ち込むから思想的に歪んでいるとか、けっこう否定的に捕らえてました。
ちなみに上記につらつら書いたことについては、某元大臣ではないが、暴言といわれても撤回する気はありません。まぁ、いろいろ改善されつつあるようですが。まぁ、ここで日教組の問題を語る気はない。
それ以前にサービス業として成立する土壌が無いことをはじめて知りました。
浅学とは恥ずかしいことですね。残業代もなく、個人の想いだけで休日もなく働いてたんですね。
これは良くない。対価の交換が無いサービスなど、Frontlinerの暴走を止める手段が無い。
さらにいうのであれば、これは大変申し訳ないが、サービスの品質は一般論として低下する(かなり気を使ってみた)。プロフェッショナルサービスということなんだろうか?しかしそうだとしても、業務遂行に時間的/物理的な拘束を要求するのであるから、やっぱりその分の対価は支払うべきなのである。
あるいは成果給でも持ち込んで、ただし競争とサービス品質の改善を促進するべきである。そして評価システムを導入する。これがなければ、サービスレベルは設定されず、それはサービスシステムとして顧客のインボルブメントを適正化できない。つまり、仕組みとしてモンスターペアレントは生まれるべく設計されてしまっているのである。
聖職者が金の話をしてはいけないのかもしれないが、聖職者とて人の子である。
そして後戻りできなくなった世代が中心のプロバイダになっていることが如実に現れている。
現象としてみる限り、まったくプロフェッショナルサービスのプロバイダではない。
公務員がプロフェッショナルサービスを提供する、という矛盾が根本にある。
2008年10月5日日曜日
階層化している中学受験向けサービス
「中学受験専門の家庭教師ドクター」だそうです。
おいらが個人的に何がすごいと思ったか、というと、あくまで、塾の補完機構として家庭教師を配置している点である。つまり、家庭教師or塾という対立構造におくのではなく、あくまで塾を「正」として、その補完に効果を限定している。大げさに言うとネットワーク外部性をレバレッジしているかんじかしらん。
なので、「中学受験専門のプロ講師集団(SAPIX・日能研・四谷大塚の講師)が運営」という売り文句が成立する。
最初に見たときには非常に違和感があった。なぜなら、塾のSubstantialとして家庭教師を考える、という思い込みがあったため、上記の売り文句は組織への裏切り行為となるのでどうして成立するんだろうかしらんと思ったまでであるが、世の中、そんなに甘い次元ではなく、すでに両方を同時に採用するという選択肢が登場するんですね。。認識を新たにしました。
単層のレベルではなく階層化したサービスを両方購買する必要があるんだなぁっと。いやはや、いまや常識なのかもしれないけど驚きました。
でも、塾の特性に応じて成績を伸ばすための手法を提示しているところ、あと、Frontlinerである家庭教師とBackSupportの「プロが直接相談にのってくれる」というシステムは、非常に安心感を生みますね。
サービスとしてはプロフェッショナルタイプのサービスなので、Frontlinerのパフォーマンス依存になるところをうまくカバーしたシステムだと思う。
比較的情報提供も豊富で好感が持てるんじゃないでしょうか?
しかもこのビジネスモデルがすばらしいところは、リソース(講師陣)のリスクが比較的少ないところである。本業の塾と、ビジネス的にもリソース的にも依存可能であるため、本業へのオプションとしてこのビジネスに参画できる。ここはすばらしい。
サービスコンセプトはかなり好感が持てますが、そんなに費用をかけられる層がどれくらいあるのかがサービスビジネスとしては興味深いところですな。
2008年10月4日土曜日
Good!コンブネーションダンスキャンペーンご紹介
CM等で見かけるものですが、なかなか面白いと思っていたところ、キャンペーンでダンス動画を募集をしているようです。みなさまご応募なさってはいかが?
優秀な作品はサイト上で発表!またフジッコ製品の詰め合わせのプレゼントもあるそうです。
募集要項はこんな感じ。
~~~☆☆☆~~~☆☆☆~~~☆☆☆~~~☆☆☆~~~
ワンフレーズだけでの応募もOK!だから赤ちゃんでも応募可能☆
CMで使用している「ふじっ子煮」のパッケージを持つ必要はありません。
~~~☆☆☆~~~☆☆☆~~~☆☆☆~~~☆☆☆~~~
なるほどふじっ子煮のパッケージは要らないそうです(笑)
ちなみに踊りはこんな感じ。
関西版ってのがあるんだ、へぇ。
ワンフレーズだけでもOKだから赤ちゃんでもOKってのはどうだろう?
赤ちゃんてのはどこまで赤ちゃんなんだ??
親が後ろから躍らせても良いのかなぁ。
それだと面白くないなぁ。
おたくのお子様とか、勝手に踊っているんじゃありませんか?
であれば、ちょっとビデオをまわして撮ってみるだけで応募可能ですわね。
ついでに正確な踊りを教えてみましょう
芸能人への道も開けるかも?
ちなみにわが家では、このCM以来、サラダにふじっ子を混ぜるという献立が一つ増えました(笑)
2008年10月3日金曜日
外国人労働者受入れ
外国人労働者の新しい受入れシステムを提言/日本経済調査協議会
日本経済調査協議会は16日、報告書「外国人労働者受入れ政策の課題と
方向」を発表した。外国人労働者を「高度人材」と「特定技能人材」に分け、
それぞれの受入れシステムを構築すべきと主張。「高度人材」は積極的に
受け入れ、定住化を認める。「特定技能人材」については、働きながら
能力・キャリアを開発できる仕組みをつくり、1〜5年の滞在期間でスキル
アップすれば「高度人材」に転換することも可能とする。
http://www.nikkeicho.or.jp/
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移民の1割が中国出身/OECD「移民アウトルック」
経済協力開発機構(OECD)はこのほど、2008年版「移民アウトルック」を
公表した。06年の移民を出身国別にみると、中国が全体の11%を占め
トップ。次いで、ポーランドとルーマニアの東欧2カ国が続いている。一方、
移民の受入れが多かったのは米国、韓国、スペインなど。前年と比べ、
移民受入れの増加率が高かった国はポルトガル、スウェーデン、
アイルランドなどで、減少率が目立ったのオーストリアとドイツだった。
また、08年版では移民の雇用状況に焦点を当て、受入国の労働市場への
統合に関する「得点表」を初めて提示。移民と受入国労働者との賃金格差
について分析している。
http://www.oecdtokyo.org/theme/mig/2008/20080910sopemi.html
http://www.oecd.org/dataoecd/30/42/41275636.pdf
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うーん、微妙ですね。。
生まれた国が違うだけで、こう格差があるっていうのはどうなんでしょう?
そこはかとなく漂う選民思想。
国益というボーダー概念が非常にいやらしく感じてしまう。
仕方ないことだとは思えど、そういうものかと。
そんなことに違和感を覚えられるのは、「持つ者の優越感」か?
別段憐れみの感情があるわけではないが、なぜ移民が規制されるのか?
移民などしなくともできる仕事が多くなっているだけに、規制の意義がわからない気もする。
対面が重要な仕事=サービス業はポテンシャルがあるが、それだけに文化粘着性を帯びるので、よりいっそう移民には向いていない気がするし。
でも、この特定技能とかそうじゃないってのは国内でも職業差別にならんかね?と思わないでもない。職業に貴賎無し、というのはまやかしだったってことかしら。
選民思想と職業の差別、微妙な問題に向き合うことになるんですね。
個人的にはすべてのボーダーを取っ払っちゃえば良いと思うけど、そのときに自分が何かを失うときっと騒ぎ立てることになるんでしょうねぇ。。
中国の人口が世界の20%を占めるなかで10%なので、相対的にはそれほど多くは無い。
それに対してインドの移民が非常に少ないってことがわかる。
このへんは文化とビジネスモデルの違いですかね。
2008年10月2日木曜日
靴に個人や個性は宿るか?
この感覚はわからないなぁ。
比較的理解可能なところとしては、お気に入りの靴下か?
それも無いよなぁ、きっと。
靴下は使い捨てのイメージが強いからなぁ。
そこまで、靴に思い入れがあるのだろうかね?
アメリカでは靴はずぅっと履いているものだからね。
こだわりが出るのは判らなくも無いので、そういう感じになるのかもしれない。
かつて(かなり、かつて、だけど)日本人は電車に乗るのに下駄を脱いでしまう国民性なのでやっぱり理解できないわね。すっごくどうでもよい話だけど、鉄道開通時の忘れ物は下駄とか靴の類だったそうなので。(うーん、ほんとにかなりの、かつて、だ)
こんなところからも異文化交流って難しいと思う。たいしたことではないけど、なんかが違うって思うのはこういうところなんだろうなぁ。どうしたってその人の「育ちの違い」は出てしまうのだよね。
さて、死刑囚になったとき、執行されるときに要求するものは何ですか?
なかなか難しい。やっぱりタバコすわせて欲しい、くらいかなぁ。
なんだかちょっとさびしいね、と考えさせられたので(笑)
2008年10月1日水曜日
10/12「今から備える!不動産活用セミナー」参加者募集!
うーん、前々から企画してたんだろうけど、時期的には最悪ではないかね??
もしかすると、逆境の中に活路があるのかもしれないけど、サブプライム問題の渦中に不動産活用もどうなんでしょう?まぁ、土地がある人はいいのかもしれないなぁ。
でも不動産の証券化とか、そもそもその概念が間違っているといわんばかりの空気の中でどうなんだろう?
所詮は美人コンテストでしかないあぶく銭なので、余っている人は活用できるけど、そうでない場合は今取るべき選択でないと思いますが、ちょっと「ハッピーリッチ」は「イタイ」気がしますね。。
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土地活用の悩みを解決。不動産でハッピーリッチになる。
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◆◇◆ 今から備える!不動産活用セミナー
◇◆ 10月12日(日)13:00〜 / 渋谷エクセルホテル東急
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http://www.business-talent.com/tokyu-homes/
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〜 一歩踏み出すために、こんな悩みにお答えします。〜
相続する土地を有効活用したいけど、なかなか踏み出せない。賃貸物件
を建てたいが、管理はどうすればいい?税金はどうなるの?将来の年金
不安に備えて賃貸経営をしたいけど、良い相談相手がいないなど、土地
オーナーの悩みは多岐にわたります。
そんな悩みに【今から備える!不動産活用セミナー】がお答えします。
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松原英多氏、不動産のカリスマコンサルタントの山崎隆氏が講演。
また、土地オーナーの悩みに丁寧にお答えする個別相談会も同時開催いた
します。賃貸経営・不動産の建て替え売却・リフォーム・節税対策・相続
対策・立ち退きなどの悩みに専門家がお答えいたします。
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□ 今から備える!不動産活用セミナー
主催:株式会社東急ホームズ
協力:ダイヤモンド社広告局
10月12日(日)13:00開場 13:30開演
渋谷エクセルホテル東急 6Fプラネッツルーム
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| 脳を活性化する欲張りと土地活用の効用を語ります。
◆ 第2部
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| 山崎 隆
| 財営コンサルティング代表取締役、CFP
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TEL:03-3431-7046(平日:10:00〜18:00)
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