2008年10月31日金曜日

高度IT人材?

高度IT人材の「共通キャリア・スキルフレームワーク」作成/経産省
経済産業省は21日、独立行政法人情報処理推進機構と連携して、
高度IT人材の「共通キャリア・スキルフレームワーク」を作成した。
今後必要とされる人材像と能力、役割を整理し、人材育成・評価の
ための枠組みを示したもの。
情報処理技術者試験との対応関係も明確にしている。 http://www.meti.go.jp/press/20081021004/20081021004.html
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どうも、この高度IT人材っていうのが良くわからない。
技術者なんでしょうか?
そういうラベリングに問題があるんじゃないかなぁ。
会社のなかで、そういう素養を持った人材は実は多数いる。
そんなに難しいものではない、はず。
ちょっと論理的に考えて、筋道を考えられればできる世界である。
なぜならば、人間と違って、コンピュータは決まったとおりにしか動かない。
その課題をきちんと切り分けできて、的確に設計できれば良いだけである。
すべてに論理的整合性が要求されるところは特殊かもしれないが、それは、ITではなくロジックの問題である。であるならば、そういう風に人材を定義するべき。
IT人材っていうへんなラベリングがさらに問題を難しそうに見せている。
技術的な進歩の速さへの追従性であれば、どこの業界だって同じことである。
ひとつあるとすると、いわゆる生産管理的な観点が恐ろしく未成熟なので、かなり考えないといけないところが多いので、そこについてはちょっとしたコツがあるのかもしれない。
それにしたって、ほとんどITの問題ではないのに。。
なんだか非常に違和感を覚えてしまうのですわ。

2008年10月30日木曜日

「格差社会」進展中?

先進国3分の2で所得格差が拡大/OECD報告書
経済協力開発機構(OECD)が21日発表した報告書「格差は拡大しているか」によると、
過去20年間に加盟30カ国の3分の2で所得格差が拡大した。
高齢者の貧困率が低下する一方、成人若年層や有子世帯の貧困率が上昇したと指摘。
日本については、長期にわたる格差拡大の傾向に反し過去5年間は縮小に転じたが、
貧困層の比率は加盟国で4番目に高い。2000年代半ばのジニ係数をみると、
所得格差が最も小さい国はデンマーク(0.23)。最も大きい国はメキシコ(0.47)で、
日本は20位(0.32)だった。
http://www.oecd.org/dataoecd/45/15/41527181.pdf   (日本に関する資料) http://www.oecd.org/dataoecd/45/58/41527388.pdf   (英文サイト) http://www.oecd.org/document/53/0,3343,en_2649_33933_41460917_1_1_1_37419,00.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「金融グローバル化時代の所得不平等」を分析/ILO、仕事の世界報告書
国際労働機関(ILO)が16日発表した「仕事の世界報告書2008年版:
金融グローバル化の時代における所得不平等」によると、1990年から2005年にかけて
データが得られた国の約3分の2で所得不平等が拡大した。中流・貧困世帯に比して
富裕世帯の所得が大きく上昇。中でも米国では、07年の大企業15社の最高経営責任者
の収入が平均的労働者の520倍(03年は360倍)と速いスピードで格差が拡大しており、
同様の傾向は、豪州、ドイツ、香港、オランダなどでも見られるとしている。 http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/new/index.htm#44 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なんだかね、夢があるんだか無いんだか。
520倍の給与格差って意味わかんないですよねぇ。。
100万円と5億2000万円で格差520倍です。
100万円ってことは無いので、あとはこれを倍倍してみれば判りますね。異常です。創業者ならまだしもそうでない人ですからねぇ。これは何とかするべきでしょう。単純におかしい。そんなにひとりが貰うことに違和感は無いのかしら?年収12億円であれば月収1億円である。計算を簡単にするためとそれぐらいは働けよという期待値をこめて(笑)月の勤務時間を200時間平均としても、時給50万円である。
ほとんど、1分1万円程度になるから、1秒166円となる。お、こう考えるとそうでもないか(笑)いやいや、こんな高いサービス聞いたこと無いぞ。おちおち食事も誘えないよね。2時間も時間をとったら100万円である。。そうかぁ、うちのCEOと10分話すのも大変なのもわかるな、それだけで10万円である。
そんなに1人の影響力があるのかしらんと不思議な気持ちにもなる。
しかも、そのCEO達が会社を転々と回遊したりするので、なんというか、そこにアメリカンドリームなんて果たして存在するのかいと不思議な気持ちになりますね。

いやはやしかし、どこもかしこも格差拡大ですか。。
まぁ、貰いたい人と貰う必要が無い人に分かれてきたとも思える。
国が豊かになるとはそういうことだと思う。死なない程度に生きるのが簡単になるのだから。
その場合、貰いたいのにもらえない人が一番悲惨で、妙な中産意識が強い日本みたいな国が、もっとも実感的には、豊かにならない、と感じるのかもしれない、なぞと思ったりもする

2008年10月29日水曜日

グローバルな人材育成

当面する企業経営の課題、「人材」が上位占める/日本能率協会調査

日本能率協会は15日、「当面する企業経営課題に関する調査結果」を発表
した。経営のグローバル化を進める上での最重要課題として、「海外要員、
赴任者の育成」「グローバル化に通用する経営幹部の育成」「グローバルな
人材マネジメント体制の構築」など「人材」に関する課題が上位を占めている。
http://www.jma.or.jp/news/release_detail.html?id=29 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本国籍以外の人材を採用する気はあるのかしらん?
結局、ダイバシティは経験から積み上げていくものでしかないので、接点を増やすしかなくて、簡単な方法は日本国籍以外の人材を採用しかない。そんなこと必要なのかどうかは置いといて。
それが問題なんだ、とえらくなった人が言うのは自由だが、自分ができないことを押し付けてはいけないよね。山本五十六である。
「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
どれもこれもすばらしい。なので、それが問題なのであれば、まず、取締役にアメリカ人を雇ってみればよい。キャラクタセットに不安があるのなら、文化的に近そうな、フィリピンとかタイとかベトナムとかのかなり優秀な層から選別して、本社スタッフにしちゃえば良いのだ。
自分がやらずに、人材が不足するといったって、部下は上司を見て育つものなので、自分がやらないものはずっと変わらないことにしかならないですよねん。
そもそも日本国籍だって外資系出身はごろごろ労働市場に転がっているので、まずはそんな人間を抱えこんでみて、ダイバシティとか異文化マネジメントとか社内に広めてもらえばよいのでは?
イノベーション力が無いとかに比べて、なんというか、競合優位を生み出すものではなく、競合劣位をカバーするところに課題があるのであれば、そんなに難しくないと思うのだけど。。甘いかしら??

2008年10月28日火曜日

人口減少社会と対策

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人口減少社会に向け「日本型移民政策」の検討を/日本経団連提言

日本経団連は14日、「人口減少に対応した経済社会のあり方」と題する提言を
発表した。日本の総人口は今後50年で約30%減少し、生産年齢人口 は現在
のほぼ半分(4,595万人)まで減少すると指摘。経済社会システムの維持に必要な
人材の活用・確保策として
(1)女性の社会進出等の促進
(2)「日本型移民政策」の検討
(3)受け入れた外国人材の定着の推進
を求めている。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/073.pdf
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人口が減るということは顧客が減るということなので、なぜ移民?
人口が減らずに高度老齢化社会になっていくことについては、労働人口の現象が問題になるので移民を検討する題材になるけど、人口減少や少子化のコンテクストでの提言には非常に違和感がある。
そこを移民を受け入れるのはちょっと違うんじゃないかなぁ。

人口は間違いなく減るでしょう。しょうがないですね、高齢化よりも自然なこと。
豊かになるというのは、必然的に多様化につながるので、その結果として再生産への欲求が低下することになるでしょう。仕方が無いことです。
いいじゃないでしょうかね?人口密度高すぎるので。
なんというか、動物として当たり前じゃん、と思うところもあり。
そこをわざわざ移民を受け入れて隙間を埋めるみたいな発想はちょっと好きになれない。
人口が減った場合のモデルがきちんと作られていないように感じられる。
生産性を極大化して、自動化を押し進める解決策が日本らしくて好きですね。
ただし、サービス産業に限っては移民を受け入れるしかなかろうと思います。
そこはなかなか自動化は難しい。
でも代替に向けては、文化的背景の類似性が要求されるので、限定されちゃうんだろうなぁ。

2008年10月27日月曜日

『顧客接点品質の充実を追求する経営へ』フォーラム参加受付中!

とっても興味深いです。
サービス業のイノベーションが向かう方向としてかなり的を射ている提案になっているように思えます。
が、システムに落とすところはやっぱりSOAとかになっちゃうんだなぁ。
具体的なシステム提案にまではつながっていないかなぁ、残念ながら。
ただし、接点品質の向上で感動を提供する、という発想に基づく経営者の講演だけでも十分に聞き応えが期待できると思う。
しかし、CSからCDへ、という展開もまた、ちょっと大げさかなぁ。
CE(Customer Experience)をマイクロソフトに奪われている以上、IBMさんとしては、"Moment of the truth(真実の瞬間)"をコンセプト化するためには、CDとするしかなかったんでしょうかねぇ。
しかし、CDってのはいろいろありますね(笑)中日ドラゴンズとか、クリスチャンディオールとか、コンパクトディスクとか。。そういう観点でいまいちだなとは思いますけど。。
博報堂ブランドマーケティングって下記の本を書いた人だと思うのですが、これもまた興味深いものですな。



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         《日本IBM主催 ダイヤモンド社共催》
          《IBMイノベーションフォーラム2008》
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
       ◇◆ 顧客接点品質の充実を追求する経営へ◆◇
     〜 流通・サービス業の経営管理・収益向上の新手法 〜
         ★ IBMイノベーションフォーラム2008 ★
                開 催 ご 案 内
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  ----------------------------------------------------------------
  ■日程:2008年11月14日(金)
   時間:13:00〜17:30(受付開始 12:30)
  ■会場:東京ステーションコンファレンス 602
  ■主催:日本アイ・ビー・エム株式会社
   共催:株式会社ダイヤモンド社
  ■お申し込み締切日:2008年11月13日(木)
  ■講演予定
   ●流通業向けプログラム
   基調講演
   :(株)紀ノ国屋 代表取締役社長 増井 徳太郎氏
   その他講演(企業名)
   :株式会社マーケティング研究協会
   :日本IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社
  ●サービス業向けプログラム
   基調講演
   :(株)ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー 
    元プレジデント兼CEO 藤井 清孝 氏
   :(株)博報堂ブランドコンサルティング
    シニアマネジャー 牧口 松二 氏
   その他講演(企業名)
   :(株)ビジネスブレイン太田昭和 / 日本IBM(株)
  ■詳細・お申し込みはこちらから
   http://www.ibm.com/businesscenter/jp/seminar/if1114/

※ 定員等の都合により締め切り前にお申し込みいただいてもご参加を
  お断りさせていただく場合がございます。
※ 同業他社、学生の方等からのお申し込みはお断りさせていただく
  場合がございますので予めご了承ください。
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 流通・サービス業をとりまく経営環境の変化の中、業績を維持・向上させて
 いくためには、競合他社以上に「顧客起点経営」施策を強化する必要が
 叫ばれています。IBMイノベーションフォーラム2008東京では
 「顧客接点品質の充実を追求する経営へ」をテーマに、顧客満足(CS)から
 顧客感動(CD=カストマーディライト)にこだわるマネジメントの皆様に収益
 向上のための新手法をご紹介させていただきます。
 紀ノ国屋増井社長様、元ルイ・ヴィトンジャパンカンパニーCEO藤井様を
 はじめ流通・サービス業の変革を現在、実務として自ら推進されている講師
 の皆様にご協力いただき情報システム部門はもちろん経営者・ 経理部門・
 営業部門・商品開発部門・経営企画部門等幅広いお客様にお役にたてる
 セッションをご用意させていただきました。
 ご多忙とは存じますがお客様のご来場を心よりお待ち申しあげております。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

2008年10月26日日曜日

労働生産性2007

労働生産性上昇率、02年度以降最低の水準に/生産性白書08年版

社会経済生産性本部が10日発表した「生産性白書2008年版」によると
07年度の労働生産性(従業員1人当たりの付加価値)は803万円だった。
前年度と比べた上昇率は1.2%で02年度以降、最も低い水準。このうち
上場企業平均の名目労働生産性は2,152万円で、パート・アルバイトなど
を含めて試算すると1,542万円となっている。
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/01.data/activity000883.html
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生産性ってこんなに高いんですねぇ。
平均の所定内給与月額が301.1千円であることを考えると、労働生産性は月平均で669.2千円となるわけで、そりゃなかなかの高水準。しかも、生産性の上昇率は1.2%といっているが、給与にいたってはマイナス成長(-0.2%)なので、上昇しているだけマシなんでは?という気持ちにもなりますが。。
経年で平均所定内給与月額が下がっていて、1人当たり付加価値が上がっている、という状態は、もしかして残業代が増えているだけなんじゃあないのかしらん、という感覚を持つのは自然ですわね。
しかし、上場企業の名目労働生産性は恐ろしく高いですねぇ。
会社ってすごいな、と。仕組みや仕掛けでこんなにも儲かるものであるならば、会社とはやはり存続してしまうのでしょうね。
なんというか、会社にいろいろいわれても、もう少し強気で対応しても良いのかもしれませんね

2008年10月25日土曜日

「モバイルパソコンに関する調査」実施中

日経BPさんからのお問合せ。
ご興味があればどうぞ。
日経さんの主張は、本来はモバイルは携帯するものなのだからセキュリティ云々するのが愚問、というスタンスであるが、その考え方はやや旧式のメーカの発想ですわね。
ユーザがいかに使うのか、ということをメーカが制約するのは時代遅れです。
こういう設計思想だから、こういう使い方をしないとだめ、というのはいかにもメーカ優先の日本人的な思想で好ましくないですね。
ユーザがこう使いたいのだから、製品はこうなっていく、という発想でなければメーカのサービス化はうまく進展しないので、そういうスタンスでメーカを甘やかすのはぜひやめて欲しいと、メーカの人間として思うのですわね。

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『モバイルパソコンに関するアンケート』ご協力のお願い
〜抽選で100名様に全国共通ギフトカードをお送りします〜

https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/R0055779c.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※本ご案内は、「PC Onlineメール」にご登録の方で、日経BPグループからの
お知らせをお送りすることをご了承いただいている皆様にお送りしています。
※配信に関する変更等に関しては、本メールの末尾のご案内をご覧ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━No.P-R0055779c━

yoshihiro.miwa@gmail.com

日頃は「PC Onlineメール」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
現在、下記URLにて皆様のパソコンの利用状況などを伺うアンケートを実施
しております。調査結果は、日経BP社各種資料で紹介する予定です。

お忙しいところ恐れ入りますが、趣旨をご理解の上、何卒ご協力を賜りますよう
お願い申し上げます。


日経BP社/日経BPコンサルティング

■調査名
『モバイルパソコンに関するアンケート』

■ご回答URL
https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/R0055779c.html
※ご回答は、本メールをお受け取りになった方のみ、お一人一回でお願いいた
します。

■謝礼
ご回答者の中から抽選で100名様に、全国共通ギフトカード(1000円分)を
お送りします。

■ご回答締切
2008年10月31日(金)正午まで

■本調査に関するお問い合わせ
※下記URLから「お問い合わせフォーム」へ入り、
調査番号:R0055779c
調査名 :モバイルパソコンに関するアンケート
をご記入の上、送信してください。
⇒お問い合わせフォームのURL
https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/research/rp-form.html
※本アンケートは日経BP社の委託により、日経BPコンサルティングが
実施しています。

【ご回答内容と個人情報の取り扱いについて】
●日経BP社と日経BPコンサルティングの個人情報保護方針、およびアンケート
回答者規約に従い、責任を持って管理いたします。
●あらかじめこれらをお読みいただき、ご了承の上、ご回答ください。
《日経BP社の個人情報保護方針》
http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/privacy/
《日経BPコンサルティングの個人情報保護方針》
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/privacy.html
《アンケート回答者規約》
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/aida/mn_kiyaku.html

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◎日経BPコンサルティングは、日経BP社全額出資の「調査・コンサルティング
会社」です。
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◎日経BPコンサルティングは、個人情報保護方針と情報セキュリティ規定順守を
含む機密保持契約を日経BP社との間で結んでおります。
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2008年10月24日金曜日

情報サービスフォーラム

情報サービス産業の魅力・未来像を議論/情報労連がフォーラム

情報産業労働組合連合会(情報労連)は11月6日に都内で
「情報サービ スフォーラム」を開催する。
長時間労働や多重下請構造などが指摘されている情報サービス産業
本来の魅力を引き出しアピールしていこうと、業界団体や行政、
労働組合の関係者が議論し、同産業の未来像に向け提言する。
https://www.joho.or.jp/08forum/



知識集約型産業の皮をかぶった労働集約型産業ですからね。

エンジニアリングって難しいですわね。

でも、そもそも魅力的な業種って何でしょう?

「本来の魅力」が過去の栄光を取り戻すことを標榜していないことを祈るばかりです。

何度か言及していますが、システムインテグレーションを製造業として取り扱う技術領域の思い込みから脱却して、サービス業として人員構成やスキルセットを見直さない限り問題は解決しない気がします。それとも、早急なサービス業化を目指すよりもインド系のように労働集約であることを徹底していくこと、すなわちファクトリー化していくことで製造業であることを徹底するというブレークスルーがあるのかもしれません。だとすると、知識集約型ではないので、いずれ賃金の低下と製造プロセスの可視化を進めていくことで、脱サービス化、という流れの方が向いているのかもしれませんね。

サービス業としても、コモディティ化の流れは避けられないので、ブランディングによる高付加価値化を目指すか、マニュアル化によるマクドナルド化を目指すかの分岐点に来ているのかもしれないですね。

デベロッパとプログラマに境目が無く、コンサルタントとSEにも境目が無い現在の状況ではどっちつかずで全体として非常に判りにくい状況になるのかもしれません。

こう考えていくと建設業のように業界団体側でスキルセットの標準化を強力に行い、標準単価と標準工数を業界としてまとめていく動きが必要となるのかもしれません。

残念ながら、「ものづくり」なんだけど「目に見えない」という特権に胡坐をかいていられる時代は終わったってことですかね。ソフトウェアエンジニアリングの早急な高度化が無ければ企業努力では難しい問題だと思われますのね。

2008年10月23日木曜日

ストレスとメンタルケア

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約6割が「仕事でのストレスある」/労働者健康状況調査、厚労省
厚生労働省が10日発表した「2007年労働者健康状況調査」結果によると、
仕事でのストレスが「ある」と答えた労働者は58.0%で、前回(02年)調査の
61.5%より減少した。ストレスの内容は「職場の人間関係」(38.4%)、
「仕事の質」(34.8%)、「仕事の量」(30.6%)が上位を占める。一方、従業員
のメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所は33.6%で、前回の23.5%と
比べて増加。事業所規模別にみると、「1,000人以上」では9割を超えている
のに対し、「100人未満」では5割未満となっている。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/saigai/anzen/kenkou07/index.html
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セクハラ・パワハラの訴えが増加/働く人の電話相談室集計
日本産業カウンセラー協会と連合はこのほど、「働く人の電話相談室」 に
寄せられた相談結果を公表した。「職場の問題」に関する相談が全体の
約3割を占め、そのうち「セクハラ・パワハラ」に関する相談が23%で最多。
同協会の原康長・事務局長は、「働く人を巡る基本的な権利が危うい状況
にあるなか、大変な問題が生じている実態が明らかになった」とコメントしている。 http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/dantai/20081015.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なんというか、矛盾を感じるのだよねぇ。
なにって、昔に比べて総労働時間は減少しているはずなのに、この手の問題が増えているのはなぜなんでしょう?結局、高い生産性と集積度によってストレスが増加しているってことかしらん。
そろそろ人間の処理量を超える情報が問題になっているんじゃないのかしらん。
メールを読むのが仕事っていうのは「なんだかおかしい」と思っているけど、ついついその情報処理に時間が割り振られるように思える。
それとも昔からあった問題にラベリングしてみたら問題が増えちゃったっていう、ラベリング効果なのかしらん。病気って名前をつけると増えちゃうんですよね。ハラスメントも一緒。今まで気にしなかったマジョリティの層までが問題意識を持ってしまうので増加する。そういうところは意識して、上記の事務局長は発言しているのかしらん。甘い認識なのかもしれないが、こういった人権派の意見って、何かを代表しているようでいて非常に偏っているので、冷静ではないし公平ではないと感じる。子供の「みんなが持っているからおもちゃ買え」というロジックとほとんど50歩100歩と思えてならない。
問題が無いとはいわない。ただし、それを声高に騒ぐと問題が希薄になり、実は問題の本質から遠くなる、ということを懸念しているのである。

2008年10月22日水曜日

「グリーンIT時代の最適システムを考える」開催

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「第2回 次世代システム構築イノベーション・フォーラム」
テーマ「グリーンIT時代の最適システムを考える」
共催:ITpro,日本アイ・ビー・エム株式会社
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「第2回 次世代システム構築イノベーション・フォーラム」を東京・大阪・名古屋
の3会場で開催します。今回のテーマはグリーンIT。北海道洞爺湖サミットを終えた
今、グリーンITは次世代システム構築における最重要事項となりつつあります。
本フォーラムでは、システム部門の皆様が知っておきたいグリーンIT関連情報を
はじめ、システム移行やサーバー統合など、次世代システム構築の中核となる
最新ソリューションを解説します。

※詳細情報・お申し込みはこちら>>
●東京
http://itpro.nikkeibp.co.jp/jm.jsp?s=DA&n=ibm0810221
●大阪
http://itpro.nikkeibp.co.jp/jm.jsp?s=DA&n=ibm0810222
●名古屋
http://itpro.nikkeibp.co.jp/jm.jsp?s=DA&n=ibm0810223

【プログラム】
<基調講演>
●13:00 〜 13:40
今、システム部門に求められるカーボンリスク・マネジメントとは?
−改正省エネ法と地球温暖化対策法の概要と対策−
野村総合研究所 技術調査部 グループマネージャー 古明地 正俊氏(東京会場)
野村総合研究所 理事 椎野 孝雄氏(大阪会場/名古屋会場)
●13:40 〜 14:10
IBMサーバーへの移行により実現するグリーンIT化とそのベネフィット
日本アイ・ビー・エム株式会社 システム製品事業 理事 プラットフォーム担当
渡邉 彰氏(東京会場)

<セッション>
●14:20〜15:05
・国産メインフレームからの移行に最適なプラットフォームとは?
・オラクルデータベースサーバーとベストマッチPOWER6への移行事例
・企業をグリーンに変えるIBM BladeCenter 〜ここから始めるグリーンIT〜
●15:15〜16:00
・貴社メインフレームの将来に不安をお持ではありませんか?
〜IBMオープン・メインフレームによる次世代基盤の新たな価値とは〜
・メインフレームLinux の実績と将来像
〜高信頼・柔軟性・TCO削減・グリーンIT 化のすべてを実現〜
・シンクライアント導入成功のポイント
〜IBM BladeCenter でここまでできた〜
●16:10〜16:55
・スピード50倍! スペース1/30!コスト1/2! さらばレガシー移行事例「60社」
に学ぶ!
・事例に学ぶ仮想化技術の活用によるTCO削減効果
〜HP-UX、Solarisからのサーバー・マイグレーション〜
・リコーグループが取り組んだIBM BladeCenterへの移行とそのグリーンIT効果
〜Lotus Notes/Dominoサーバー移行事例〜

日時・場所:
●東京会場 10月30日(木) 13:00 〜16:55(開場 12:30)
目黒雅叙園 2F「華うたげ」「華つどい」「華しずか」
定員200名
●大阪会場 11月6日(木) 13:00 〜16:55(開場 12:30)
日本アイ・ビー・エム 大阪事業所
地下鉄本町駅28番出口
http://www.ibm.com/jp/ibm/map/osaka.html
定員100名
●名古屋会場 11月13日(木) 13:00 〜16:55(開場 12:30)
日本アイ・ビー・エム 名古屋事業所
地下鉄丸の内駅5番出口
http://www.ibm.com/jp/ibm/map/nagoya.html
定員60名

参加費:無料(事前登録制)
定員になり次第締め切らせていただきます。

※詳細情報・お申し込みはこちら>>
●東京
http://itpro.nikkeibp.co.jp/jm.jsp?s=DA&n=ibm0810221
●大阪
http://itpro.nikkeibp.co.jp/jm.jsp?s=DA&n=ibm0810222
●名古屋
http://itpro.nikkeibp.co.jp/jm.jsp?s=DA&n=ibm0810223

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まぁ、いまの集客の新潮流ですね、グリーンIT。
なんというか、ITの課題がかなり瑣末なところにいっているなぁ、っとおもう。
そもそもITと冠を被せているけど、中身はいわゆる省エネである。
無駄な電気を集めて、減らせば環境にやさしい、ってのはITの問題ではなく、ふつーに電子機器全般に言える話なのでITでもなんでもない。なので、グリーンITではなく、IT部門の環境対策でしかない。なんだかね、コンセプトだけ目新しいっては厄介だ。
うえのIBMの講演内容を見ればよく判る。
去年まで、レガシーマイグレーションとコンソリデーションで語っていたものがグリーンITに統合されているに過ぎない。まぁ、これではさすがにだまされないんじゃ?
たくさん並んだブレードとすっかりまとめたメインフレームで、本当にブレードの効果が高いのか?
感覚的にはチップセットの数を減らした方が効果が高そうなので、メインフレームにまとめて乗っけた方が良いんじゃないのかなぁ。。

2008年10月21日火曜日

『外資系トップの仕事力II』セミナー参加者募集!

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             ◆ISSコンサルティング主催◆
        『外資系トップの仕事力II』出版記念セミナーのご案内

                  〜参加者募集中〜

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 ●2008年10月3日発売!

 「外資系トップの仕事力II」
 〜 経営プロフェッショナルはいかに自分を高めたか〜
 ISSコンサルティング[編] 1575円(税込)


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 好評を博した前作『外資系トップの仕事力』から2年。
 続編となる『外資系トップの仕事力II』が10月3日に発売されました。
 これを記念し、セミナーを開催します。
 書籍に登場した外資系企業数社から、代表取締役もしくは現場のリーダー
 をお招きし、経営論やビジネスリーダーに求められる条件などを、
 ディスカッションベースで語って頂きます。
 普段は聞けない経営トップの考え方や現場で活躍するリーダーの実体験
 を紹介します。

【セミナー開催概要】

 ◎日時:
  11月8日(土)14:00−17:00(開場13:30)

 ◎プログラム:
  【第一部】リーバイス(R) 土居社長/ノバルティス 三谷社長による
       トップ記念パネル
  【第二部】ボシュロム/アマゾン/ボストンコンサルティングによる
       ディスカッション

 ◎開催場所:
  東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ タワー49F
  アカデミーヒルズ

 ◎お申込み:
  下記のURLよりオンラインにてお申し込みください。
  http://www.isssc.com/iss_sem/sem2008.html?campid=diamond0810
  なお本セミナーは事前登録制となっております。
  当日参加はご遠慮頂く場合がございますので、予めご了承ください。
  
 ◎参加費:無料
 ◎定 員:150名様(申込み多数の場合、抽選とさせて頂きます。) 
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とりあえず、興味深いテーマなので申し込んでみたりする。
外資系での仕事の仕方って、各社ごとなんだけど、きっと、でも何かの共通点があると期待したい。それは当面のテーマにひとつのサジェッションをくれると信じているのだ。外資系でえらくなる方法を具体的に知りたいわけではないが、そこにある文化的な対立状況の克服とか、ありえない、と思われること、例えば、英語ができないとえらくなれないので、業務遂行能力の高さよりも英語力がポイントになったりするとかっていう理不尽さを知りたいのである。
文化としては日本をベースに母国に合わせるのか、母国をベースにジャパナイズするのかもポイントになりますね。ネーションの違いをクリアするのは距離なのか、仕組みなのか、経済性なのか。その辺りを見極めてみたいんだなぁ。

2008年10月20日月曜日

僧侶が組合員であるという違和感

組合側の再審査申し立てを棄却/高野山真言宗・金剛峯寺事件で中労委

宗教法人高野山真言宗及び金剛峯寺に勤務し、管理職ユニオン・関西に
所属する組合員の僧侶が、住職の選任をめぐる紛議調整申し立ての手続き
が開始されないのは不当労働行為だなどと主張して救済を申し立てた事件
で、中央労働委員会は16日命令書を交付した。同法人が手続を開始しない
のは、僧侶の組合加入を理由にしたものとは認められないとの判断などを
示し、組合側からの再審査申し立てを棄却した。
http://www.mhlw.go.jp/churoi/houdou/futou/shiryo-01-295.html

職員ならともかく、僧侶が組合員であるというのはいかがなものかしらん。
そりゃたしかにそうなのかなぁ、組織の構成員ではあるので。
でも勤務時間とか言い出したらどうするんだろう?
なんだかばかばかしい話である。修行は勤務か?
誰かにやらされる宗教などやめてしまうに限る。
労働基準法の対象は「やらされてしまう」ことにある。
宗教の構成員といわゆる企業の構成員は本来そこが違うはず。
そんなこともわからんちんの僧侶が住職に選任されないのは、まぁしかるべき措置といえるのでは?
そんなビジネスライクな坊主の経は聞きたくないしね。
馘にする権利も寺側には無いかもしれないので、そうしたら何をかいわんやである。
あ、破門するという方法はあるのか。
でもそれって企業が解雇するよりも致命的な感じがするなぁ。
だから掘り下げないんだろうけど。

なんというか、特権地位を自分で下げていくような行動はいかがなものか?
特権地位が維持されない=ふつーのサービス業に陥った瞬間にかなりの痛手をこうむるという自覚はあるのだろうか?
組合の意向もまったくわからないなぁ。
宗教とビジネスのロジックは最初から異なるべきであって、そんな僧侶をメンバに参加させた時点で組合の品位が疑われるという自覚も無いのかしらん。
なんだか、権利だけを声高に主張する不幸を目の当たりにしたようで違和感しかない感じ。

2008年10月19日日曜日

サービス業としての温泉旅館

先日、草津温泉に行ってまいりました、唐突ですが。
実は初めてだったのですが、まぁ、なによりも遠かったですね(笑)
都心から車で片道5~6時間。高速下りてからあんなにかかるものかと。。

でも、そのぶん、観光地としての価値を保っている気がして、以前に出かけた水上よりも観光地としては成功しているのかな、と思いましたが、それは素人の浅はかさで温泉そのものの価値も違うのかもしれない、ということを考えさせられたのは阪急交通社さんのこの企画。



温泉遺産とは…
「日本温泉遺産を守る会」が、独自の基準で認定した温泉地の建造物、温泉文化、源泉風呂の宿をいいます。安全を重視し旅籠の心意気を持つ源泉宿と、後世に遺したい温泉文化の総称です。

だそうです。こだわりがあるのね。とくにこの条件の最後にある「源泉かけ流し」は、今回草津に出かけてみて、非常に重要な要素であると感じ入りました。
今回は知人の紹介だったのでまったく参考にしませんでしたが、こういう点で研究してから出かける方が好ましいかもしれない。今回も悪くは無かったけど、残念なところもあったので。

温泉旅館をサービス業とした場合、立地がほとんどを占めてしまう。
立地の差別化が一つ目の重要なマーケティングになるでしょう。
そのうえで旅館個別の差別化をするポイントをどこに置くのか、というところが課題になる。今回の宿(阪急さんに紹介されていません)は、資源である歴史価値を生かしきっていないのが残念な感じでした。十分に差別化要素になるのに。
知人はその素朴さが魅力と感じていたようですが、おいらのような素人にとってはこんな風に紹介してくれてアピールしてくれないとその味わいが理解できないのですね。なんというか、サービスマネジメントシステムとて、インボルブされていない感じ(笑)そこを味わうための心構えというかモチベーションがこちらにないと、するっと入ってこないんです。このあたりがサービスマーケティング的に重要でしょうね。
顧客の期待とプロバイダのコンセプトの一致がないと、客観的な価値は、サービスにおいては存在しにくいので。

そういう点で、ここで紹介されている野口悦男さんはおいらが寡聞なので存じ上げませんが、こういった客観的な情報提供は助かりますね。まず、コンセプトを理解してからサービスに向き合うことができる。
逆に、アピールが強すぎて実体が伴わない(マーケティングが巧妙すぎる)場合には2度といかないという逆効果になるのは当たり前として、こういった旅行社と専門家を巻き込んだメッセージであれば、その旅館だけの捨て身の攻撃ではないと安心できるので、非常に良いですね。野口さんの経験に基づくというのもありがたい。

温泉好きの方、自分の知見にこだわらず、たまにはこういう意見を参考するのもいかがでしょう?

2008年10月18日土曜日

伝える技術・聞く技術

これって別にITに限った話ではないのですが、ITに関しては技術屋だという勘違いが先行しているので、サービス業として求められるこの辺のところがついつい置いてきぼりになっている、ということかしらん。
こういうことって、実は他の技術サービスでは起き難いと思う。
なぜなら顧客の期待値も技術知識に依存しているため、と推測できる。
サービス業として差別化する以上はフロントライナーの意識が重要になる。
ここに気がついている会社は早々にエンジニアからコンサルタントに位置づけを代えて努力をしているが、まぁ、まだまだ苦しんでいるって感じですね。
でも、こういう方向性は技術レベルの差別化が競争優位の源泉でなくなっているIT業界においては起こるべくして起こっている変化といえるのでしょうね。

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│■開催にあたって■│
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● 仕事を円滑に進めるための「伝える技術 ・ 聞く技術」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さわやかな秋となりましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今,ITの現場で最も重要なスキルの一つが「コミュニケーション力」です。
複雑化するユーザーの要求を正しく理解したり,さまざまな専門性を備えた
エンジニア同士が協力して仕事を進めたりする上で,「コミュニケーション力」
は欠かせません。

しかし,「コミュニケーション力」の重要性は認識できていても,その力を
日々の仕事の中で、身につけるのは困難です。

● 講義と演習でコミュニケーション力を身につける
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本セミナーでは,コミュニケーションの理論と実践ノウハウを10年間でのべ
15万人の受講生に提供してきたベテラン研修コンサルタントが,コミュニケー
ション・スキルの中核である「伝える技術・聞く技術」を,講義と演習を交え
ながら解説します。

昨年,開催した同様のセミナーでは,アンケート回答者の9割以上の方が参考
になったと多くの支持をいただいております。

ITエンジニアの皆様はもちろん,ITプロジェクトに関わるプロマネや営業の
方など全ての方に,お役立ていただけるスキル習得セミナーです。
また,IT企業の人材育成・研修ご担当者の方も,「コミュニケーション力」
の重要性を再認識する良い機会になるのではないでしょうか。ぜひ,この機会
にご参加ください。

2008年10月14日 日経SYSTEMS
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│■実施概要■│
└──────┘

【日時】2008年11月13日(木)
13:00〜17:00(開場12:30)予定

【会場】秋葉原コンベンションホール(東京・秋葉原)
(MAP→ http://www.akibahall.jp/data/access.html

【主催】日経SYSTEMS
(詳細→ http://itpro.nikkeibp.co.jp/SYS/index.html )

【受講料】いずれも19,800円(税込)
(1)「日経SYSTEMS」ご購読者=現在のご購読期間に12冊購読延長付き
(2) 一般=「日経SYSTEMS」最新号から12冊購読付き

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│■講師プロフィール■│
└──────────┘

株式会社パンネーションズ コンサルティング グループ
代表取締役 安田 正 氏
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
兼松パーソナルサービス・国際化事業部部長を経て,1990年に,パンネーションズ
コンサルティング グループを設立。プレゼンテーションや論理的思考,交渉など
の領域で,講師として活躍。主な著書に,『言いたいことが確実に伝わる17秒会話
術 』(明日香出版社 )『ロジカル・コミュニケーション』『ロジカル・ライティ
ング』(日本実業出版社)『英語プレゼンテーションの技術』(ジャパンタイムス
),『会議力トレーニング』(日本経済新聞社)などがある。パンネーションズは
上場企業を中心に約600社のクライアントを持つ。

┌───────┐
│■プログラム■│
└───────┘

■セミナー1   13:00〜14:20
~~~~~~~~~~~~
明日から役立つ「分かりやすく話す,情報伝達のスキル」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ITの現場でエンジニアは,ユーザーや他のエンジニアと正確にコミュニケーショ
ンを取ることが求められます。そのために特に重要なのが,「分かりやすく話す」
という情報伝達のスキルです。セミナー1では,報告・連絡・相談や会議などの場
面の事例を通じて,分かりやすく話すスキルを解説します。また演習を行うこと
で,すぐに役立つスキルであることを実感していただきます。


■セミナー2   14:30〜15:50
~~~~~~~~~~~~
プロジェクトの効率化を図る「聞き取り整理するスキル」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

情報を聞き取り整理するスキルは,ユーザーとプロジェクトのゴールを共有した
り,要件を定義したりする上で欠かせません。また,プロジェクトを円滑に運営
するために開発チームのメンバーから情報を得るためにも,このスキルは重要で
す。セミナー2では,情報を聞き取り整理するスキルを,演習を通して解説しま
す。


■■Q&Aセッション  16:05〜17:00
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会場からの疑問・質問に講師がお答えします。
当日受付にて質問票を配布しますので,質問のある方は記入のうえ,係員にお渡
しください。実際のITの現場で感じている悩みや不安をお寄せください。


※プログラムでは,効果をより実感して頂けるよう,実践的な演習を実施します。
※講演タイトル等は変更になることがあります。予めご了承ください。

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2008年10月17日金曜日

2009おせち戦線

すでに始まっているのですね。考えてみればかれこれ、もう10月も半ば。いやはや催促されるかのようです。年賀状も考えていないのに。。しかし、やはり一から作るのは大変ですし、とくに子供がいるご家庭では正月に関しては愛情よりも形式を優先する必要もあるんじゃないかと、身をもって感じ入ります。

例えばこういうの。




京樽おせちですね。

見た目はこんな仕上がりの様子。素敵。
努力ではここまでいかない。一度はこういうちゃんとした「おせち」ってのを体験するべきだし、体験させるべきだと思いますね。
しかも全国配送だし、10月中なら割引中だしってところで、忙しいことが目に見えているのに形は揃えないといけないかたがた、お勧めです。

京樽のおせち

京樽のおせち

京樽のおせち

京樽のおせち

2008年10月16日木曜日

スペイン大使館主催イベント

だから、どうなの?といわれても困るのですが、行きたい。
誰か行ってきて(笑)
とりあえず自分はいけないので。
スペインといい内容といい興味しかない。
でも会社的には大晦日なので、残念ながらありえない。。くすん

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スペイン大使館主催イベントのご案内
「スペインのデザイナーによるシンポジウム」
"スパニッシュデザイン:スペインはヨーロッパのスパイス"
【主催】スペイン国大使館・スペイン貿易庁(ICEX)
【日時】10月31日(金)11:00〜
【会場】新宿パークタワー リビングデザインセンターOZONE
3F パークタワーホール <入場無料>
【内容】各界の有名ブランドや有力企業で、現役デザイナーとして働く
スペイン人デザイナーたちによるシンポジウムです。スペインと
ヨーロッパの「デザインの今」について語り合います。
※事前登録制。希望者多数の場合は抽選。上記詳細・事前登録はこちら
http://cc.nikkeibp.jp/?a=008a9d

「DDiデザイナーズセミナー」"Designing Emotions" by DDi
【日時】11月1日(土)15:00〜
【会場】スペイン大使館 B1階 セミナーホール <入場無料>
港区六本木1-3-29(最寄り駅:東京メトロ南北線 六本木一丁目駅)
【内容】スペインの若い気鋭のデザイナー5名が来日し、セミナーを行います。
分野はプロダクト、グラフィック、インテリアなど多岐に渡ります
※事前登録制。希望者多数の場合は抽選。上記詳細・事前登録はこちら
http://cc.nikkeibp.jp/?a=008a9e

★「Spain Emotion」のデザインイベントは本年も盛りだくさんです。
http://cc.nikkeibp.jp/?a=008a9f

【上記全てに関するお問合せ先】
スペイン・エモーション事務局 Tel:03-5537-7622
e-mail:info@spain-emotion.com

2008年10月15日水曜日

「電子マネー活用戦略セミナー2008」参加者募集!

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       ◆◆◆ DIAMOND 電子マネー活用戦略セミナー2008 ◆◆◆

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           広がり続ける電子マネーの可能性を、
         nanaco、WAON、PASMOのそれぞれが語るセミナー


 ■■■■■■■■ DIAMOND 電子マネー活用戦略セミナー2008 ■■■■■■■■

 【開催日】2008年11月21日(金) 13:30〜17:20(受付13:00より)

 【会 場】浜離宮朝日小ホール (東京都中央区築地5-3-2 電話03-5541-8710)

 【講 演】(株)アイワイ・カード・サービス 代表取締役社長 山本俊介氏
      イオン(株) 執行役 グループIT担当 梅本和典氏
      東京急行電鉄(株)情報・コミュニケーション事業部
                      事業推進部 土屋智永氏
      他

 【主 催】(株)ダイヤモンド・フリードマン社

 【協 力】(株)ダイヤモンド社

【受講料】\15,000-(1名、税込)

【申 込】http://dfonline.jp/smr/dms0811 または FAX:03-5464-2061まで

2008年10月14日火曜日

移民労働者受け入れ職種案(イギリス)

▼イギリス/EU域外からの移民労働者受け入れ職種案を公表
移民政策に関する政府の諮問機関「移民提言委員会」は9月、
EU域外からの専門技術者の受け入れを通常より容易にする
人材不足職種の見直し案を公表した。
委員会の試算によれば、対象職種の数は増加したものの、
就業者数ベースでは約3割減になるという。http://www.ukba.homeoffice.gov.uk/aboutus/workingwithus/indbodies/mac/macfirstshortagelist/
医療・介護、建設、教育などの19グループ 現在、EU域外からの
専門技術者等の受け入れに対して実施されている労働許可制度は、
域内での人材調達が困難であることを示すよう雇用主に求めている
(一定期間の求人広告の実績など)が、人材不足職種に関しては
これが免除される。今年はじめから段階的に導入されているポイント制
(外国人を入国目的や専門技術等に選別して、年齢や学歴などに基づく
入国資格を定める制度)の一環として、11月に運用が開始される専門
技術者向け制度でも、この手法が継続される。その導入に先立ち、
政府は人材不足職種の継続的な見直しを行う諮問機関として、
移民提言委員会を昨年立ち上げた。
同委員会は、
(1)専門技術の水準
(2)人材不足の有無
(3)EU域外から人材を調達すべきか、
という観点から、独自の調査研究に加えて企業や業界団体等から寄せられた
意見なども踏まえ、初回の報告書を9月にとりまとめた。

報告書は、専門技術職種とみなす技能水準を全国資格枠組み
(National Qualifications Framework)のレベル3と規定、また同職種の
時間当たり賃金の中央値が10ポンド以上であることなどを前提に、
実際に人材不足が生じている職種を絞りこんでいる。その際に、
(1)国内の他地域からの人材調達の可能性はないか
(2)国内労働者の雇用や専門技術の向上の阻害要件とならないか
(3)廉価な労働力として移民労働者を使ってはいないか
―なども考慮した。その結果、同委員会は
▽特定の医療分野のコンサルタントおよび上級看護師
▽土木技師、化学技術者などのエンジニア
▽土地開発・建築にかかわる積算士及びプロジェクト管理者
▽数学・科学の中等教育教員
▽専門技術を有する調理師
▽専門技術を有する上級介護労働者
▽船舶・ホバークラフト乗組員
▽獣外科医
――など19の職種グループを人手不足の分野として挙げている。
各々について、必要に応じてより詳細な職種を限定するとともに、
経験年数や保有資格、時間当たり賃金額の下限などの条件を定める。
なお、特に専門技術者が不足しているとみられるスコットランドについては、
上記に加えて一定以上の技術・資格を有する高齢者向け看護師や食品等
加工労働者なども人手不足職種として認めている。
 一連の人手不足職種は、現行制度のもとで国境局(Border Agency)が
定める不足職種と大きくは重なっている。標準職業分類に基づいて職業全般
から選定しなおしたため、職種数は増加したものの、該当する職種がカバー
する就業者数は100万人から70万人へと減少したとの試算を委員会は示している。
また看護師など医療関係の一部の職種については、今後6か月間でさらに検討する
予定だ。同時に、移民労働者の受け入れは短期的には必要な人材の調達を通じて
企業やサービスの維持という利益をもたらすが、移民依存の傾向が強まれば、
長期的には国内の人材育成を停滞させる懸念があるとして、バランスに配慮しながら
制度を運用する必要を主張。最低でも2年に一回、同様の見直し作業を実施すべき
であると政府に提言している。
委員会案をうけて、政府は10月には最終的な人手不足業種を固めたうえ、11月からの
新制度に併せて運用を開始する予定だ。
------------------------------------------------------------------
うーん、やっぱり難しい問題ですわね。
でも、面白いのはイギリスの施策でありながら、やはり、「EU」を核にして内と外を区分しているところ。なるほど、すっかり地域なんですわね。イギリスなんてアメリカ人のほうが来やすそうなのに。すなわち、そんな先進国は対象としていなくって、「そうではないところ」が重要なんでしょうね。しかしやっぱりサービス事業のフロントライナが不足している。どこの国でも同じ。日本でフィリピンから介護士を寄せているのと同じことである。なぜ足りないのか、そこへの視点はあえて考えない感じですね。お役所仕事なので、それは対象外ってことでしょうけど。
廉価な移民は問題だけど、移民が増えて国内生産力を圧迫しないこと。
政治なので仕方が無いけど、もう少しすっきりさせる方法は無いものか?
個人が個人として有能であれば期待アウトプットに対してリワードすればよいのですが、国家はそれではすまないんですよね。会社組織も実は同じですけど。
結局、能力は各労働者一人ひとりにしか蓄積しないので、移民を上手に利用して短期の生産性を向上させても、移民の能力が向上するだけで、国民の能力は向上しない、それはいずれ国力低下につながるという懸念。会社で外注を積み上げて数字を積み上げたって能力の蓄積にならないので、長期的には競争力の向上につながらないのである。
でも、ここにグローバル経営企業が関わってくると、問題が難しくなるよね。
能力があるリソースをEU外で見つけたので、イギリスで働かせようとした場合、移民として処理できるのか怪しい。アサインもできないのか?このへんの詳細なインプリは興味があるところ。

2008年10月13日月曜日

面白いアイデア商品:MP3ウオッチ

やっぱりこういうものがあるんですね。
世の中すっかり、なんもかんもをケータイに入れ込もうとしているんですがそもそも最も携帯性が高いツールといえば腕時計でしょう。なぜこれがこんな風にならなかったんだろうという感じ。
むかしから、通信機能を腕時計に組み込むイメージはいろんなアニメとかで出されているのに、なかなか実現しないまま携帯にやられたのはやまりモニターの問題だったのか?とまで考えさせられる一品。
MP3ウオッチG-style

とまれ、これは便利だと思います。
そもそも腕時計なので荷物も増えないし。
気になるのは重さか?デジタルに見せられても体感しないとわからないし。
機能としては、音声系の機能が満たせるものになっている。
・MP3プレイヤー
・ボイスレコーダー
・USBフラッシュメモリー
最後のは、ipodと同じですね。USBとしても使える。
人によってはこれだけで便利なんじゃないかしらん?
USBメモリを良く無くして、大事な資料とかいれちゃってたのでひやひやするような方、
腕時計にしちゃえば、そうはなかなかなくさないでしょう。
あと、ボイスレコーダにしたって、いつも持ち歩けないので、肝心なときに使えない、ってなことになりやすい。それについても、腕時計なら問題ない。
ケータイにカメラをつけたのに近いアイデアで、面白そうだなと思う。
これがネットワーク姓を持つとかなり面白い展開ができんじゃないかと期待しちゃう。

それ以外にもいろいろ製品があるようですので、こちらまで。

2008年10月12日日曜日

人口減少の中で重要性を増す労働の質、、ってなんだ?

「人口減少の中で重要性を増す労働の質」を分析/第一生命経済研
第一生命経済研究所は6日、「経済成長の可能性と90年代停滞の構造
−人口減少の中で重要性を増す労働の質」と題するレポートを発表した。
労働の質の向上が労働者数の減少をどの程度相殺することになるのかを、
国立社会保障・人口問題研究所『日本の将来推計人口』に基づき供給
サイドから試算。その結果から「2000年代の平均程度に労働の質を向上
させることができるならば、労働者数が減少しても、潜在成長率の押し下げ
を緩和することができる」と分析している。
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban/pdf/et08_145.pdf

まぁ、妥当な分析ですが、すなわち、楽にはならないということで。
我々は何のために一生懸命働くんでしょう??

こういう疑問には答えてくれない、経済学者の論文。
おいらからすると、あんまり参考になる視点無し。

潜在成長率を押し下げるのが悪いことなのか?
そういう疑問なく書いているところのナイーブさは疑問。
成長すりゃあ良いってものではないのでは?
そのへんが、潜在成長率を引き上げることを善として、そこに導くロジックになっていることが見え見えでつまんない。
生産力が低下しても、アウトプットが同じということは生産性を挙げることで、
それが真実として同等のマンパワーで生産性が向上できていることが証明
できない限り、単に一人当たりの負荷が重くなって不幸になるので。
経済学ってこういうところへの突込みが浅いというか平板なんだわねぇ。

「能力よりも提示する賃金が高い場合には、労働者が殺到することにより生じる競争により賃金が低下する。つまり、労働市場の需給調整により適当な賃金に落ち着くことになる」という仮説は経済学的におかしい。賃金が高い場合に、その賃金をもらう人数が増えることで上記の仮説は成立するが、そうではない。賃金が高い職業は賃金が高いまま高止まる。下がるのは賃金ではなく、オルタナティブが設定されることで代替機能に流れ、賃金が下がる可能性があるだけである。賃金が低い場合についてはもちろん正しい。ただし、逆は成立しない。なので不思議な論文に見えちゃうんだなぁ。

そもそも、労働の質を賃金で図ろうというところに無理があるわね。。
ま、経済学者なので、こうなっちゃうのかなぁ、残念。