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2009年3月25日水曜日

SIer経営・自社独自の強みを見つけ不況を勝ち抜く!数値分析手法を伝授

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「日経ソリューションビジネス」は、4月17日(金)に、船井総合研究所 
経営コンサルタント 長島淳治氏を講師に招き、SIerの皆様向けに
マーケットを徹底分析し、高収益を実現するビジネスモデル構築のための
ノウハウを伝授するセミナーを開催します。


昨年開催した長島氏のセミナーでは、

「具体的な話が多く期待以上の収穫があった」
「いままで弊社が何のビジョンもなく、いかにやみくもにやっていたかが浮き彫り
になった」
「自社のマーケティングや営業活動が間違いだらけであることに気づいた」
「数値化と論理的なマーケティングのイメージが理解できた」
「IT投資の市場規模、算出方法がとても参考になった」
「下請けビジネスからの転換はまさに課題となっており、今後の方向を決める上で
多くのヒントをもらった」

など、受講者の皆様から95%以上の圧倒的支持をいただきました。


今回は、経済全体の景気動向やそれに伴う顧客心理の変化をふまえて、企業が
IT投資を削減する中、SIerはどのように戦略を練り、ビジネスモデルを構築して
いくべきかを長島氏が熱く語ります。

ぜひ、この機会にご参加をご検討いただきたく、お知らせ申し上げます。


▼詳細・お申し込みはこちらから▼
 http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/

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※このメールは「日経BPパスポート」のサービスをご利用の方で、日経BP社からの
お知らせをお送りすることにご了承いただいている方へお送りしています。
※今後、日経BP社からのE-mailによる「お知らせ」が不要の方は、本メールの末尾の
ご案内をお読みください。
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 日経ソリューションビジネス 実践セミナー
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■   業界が変わる・・下請け・人月ビジネスから新しい時代に適応する!
■       SIerのビジネスモデル再構築・実践セミナー
■      http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/
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景気だけじゃない!業界を揺るがす新たな動き、
「投資対効果」を重視する顧客の心を掴むビジネス発想法!



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 【セミナーのポイント】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★情報サービス産業にも訪れる不況の波、どうすればよい?

→「時流」を分析し、不景気型のビジネスモデルを構築する方法を解説
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★顧客のニーズとそれに答える自社の強みを発見するには?

→自社・顧客・市場・商品を数値で論理的に分析する手法を伝授
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★変化するユーザー企業のIT投資、傾向と対策は?

→「投資対効果」重視という新たな動きに対応したビジネスモデルへ
転換するための具体策を解説
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2009年4月17日(金)13:00〜17:00
ベルサール九段(東京・九段下)

先着順、事前申込制。定員になり次第申込を締め切ります。お申し込みはお早めに
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
詳細・お申し込み ⇒ http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/

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■■■ 講師プロフィール ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

船井総合研究所 経営コンサルタント 長島淳治氏

大手SIerでの営業を経て、2004年に船井総合研究所に入社。以来、中堅・中小の
ITサービス会社を専門にコンサルティング活動を行う。「経営者を元気にする」を
モットーに経営計画作り、マーケティング、組織活性化を支援。日経ソリューショ
ンビジネス誌において「中堅・中小SIer必読!ビジネスモデルの再構築法」、ITpro
にて「成長の壁を突破するソフトハウス経営塾」を執筆。
著書「IT一番戦略の実践と理論」 (日経BP社、2008年9月22日発行)
も好評発売中。


■■■ プログラム ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

[セッション1] 13:00〜14:30

不景気の時こそ「時流」を徹底分析 不景気型のビジネスモデルを理解する


景気が変わるという事は、顧客の購買動機が変わるということです。まずは
変化する顧客の購買心理を理解し、そのニーズに向けたマーケティング策を
考える必要があります。不景気時には不景気型の特徴があります。まずはそ
の特徴を理解し、マーケットの変化を感じ取る事が大切です。このセッショ
ンでは不景気型マーケットの特徴を理解し、今までのビジネスモデルの何を
変えるべきかを解説します。

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[セッション2] 14:45〜16:00

船井流ライフサイクル理論から分かる現場で起きている変化とは・・
これからのビジネスモデルを数値で徹底分析


不景気と同時に起きている変化があります。その変化を理解し、自社のビジ
ネスモデルを変化させなければいけません。顧客が何を望んでいるのか、そ
れに対して何を提供するのか。顧客は以前よりもさらに浮気性になっていま
す。投資対効果に対する顧客のこだわりを理解し、自社ならではの専門性を
強く打ち出し、タイムリーな商品を提供する必要があります。このセッショ
ンでは、そのための具体策を数値を交え解説します。

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[Q&Aセッション] 16:15〜17:00

会場からの疑問・質問に講師がお答えします。

司会:日経ソリューションビジネス 編集長 中村 建助

────────────────────────────────────
※講演タイトル、内容等は変更になることがあります。


■■■ 開催概要 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ■日程
┃  2009年4月17日(金)

┃ ■時間
┃  13:00〜17:00(開場 12:30)予定

┃ ■会場:ベルサール九段(東京都千代田区九段北1-8-10)
┃ ●「九段下」駅「5番出口」徒歩5分(半蔵門線・新宿線)
┃ ●「九段下」駅「7番出口」徒歩3分(東西線)
┃ ●「神保町」駅「A2出口」徒歩6分(半蔵門線・新宿線・三田線)
┃ ●「飯田橋」駅「A5出口」徒歩7分(JR線・有楽町線・南北線・東西線・
┃   大江戸線)
┃ ●「水道橋」駅「西口」徒歩8分(JR線・三田線)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ■受講料

┃ ◎一般 28,000円(税込み)
┃      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃「日経ソリューションビジネス」最新号から24冊購読付き

┃ ◎「日経ソリューションビジネス」読者優待料金 14,000円(税込)
┃   ※お申し込みには「日経ソリューションビジネス」読者番号が必要です

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ■主催

┃  日経ソリューションビジネス

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 事前登録制、定員になり次第申込を締め切ります。
┃ お申し込みはこちら ⇒ http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2009年3月5日木曜日

「SIerのビジネスモデル再構築・実践セミナー」のご紹介

<4月17日(金)開催>
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 日経ソリューションビジネス 実践セミナー
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■   業界が変わる・・下請け・人月ビジネスから新しい時代に適応する!
■       SIerのビジネスモデル再構築・実践セミナー
■      http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/
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<セミナーのポイント>


★情報サービス産業にも訪れる不況の波、どうすればよい?

→「時流」を分析し、不景気型のビジネスモデルを構築する方法を解説


★顧客のニーズとそれに答える自社の強みを発見するには?

→自社・顧客・市場・商品を数値で論理的に分析する手法を伝授


★変化するユーザー企業のIT投資、傾向と対策は?

→「投資対効果」重視という新たな動きに対応したビジネスモデルへ
転換するための具体策を解説

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船井総合研究所 経営コンサルタント 長島淳治氏が熱く語ります。

※昨年開催した長島氏のセミナーでは、
「具体的な話が多く期待以上の収穫があった」
「数値化と論理的なマーケティングのイメージが理解できた」
など受講者の皆様から圧倒的支持をいただきました。
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2009年4月17日(金)13:00〜17:00
ベルサール九段(東京・九段下)

先着順、事前申込制。定員になり次第申込を締め切ります。お申し込みはお早めに
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
詳細・お申し込み ⇒ http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/

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<<セミナー開催にあたり>>


2008年に世界を襲った不況が、情報サービス産業にも訪れようとしています。
売上高至上主義のビジネスモデルが破綻する日はすぐそこに迫っているのです。
元請けは、もう守ってくれません。ビジネスモデル変革は、もう待ったなしに迫
っています。この不況を勝ち抜き、明日の勝者となるためにはどうしたらよいの
でしょうか。

本セミナーでは、不況の到来と共に激変した顧客の心理を理解し、この状況に
適応しながら継続して収益を上げることを可能にするビジネスモデルの構築につ
いて、立案から実行までを徹底的に解説します。


ビジネスモデルを構築するポイントは、自社・顧客・市場・商品を数値で論理
的に分析し、商流と物流を変え、「誰に何を売るのか」を決めることです。この
ポイントを、経営層はもとより営業現場、商品開発現場が身に着け、実践してい
かなければ、高収益を生むビジネスモデルを構築することはできません。また不
況下で、顧客はこれまで以上に将来に対する不安を感じています。顧客の不安に
答える自社の強み、専門性がどこにあるのか、さらにこれを短期間で顧客にアピ
ールすることも必要です。

経済全体の景気動向から、ユーザー企業のIT投資の傾向を理解し、自社の経営
戦略を練っていく「ライフサイクル」理論から、自社の専門性をいかにして見つ
け顧客に訴求していくか、までを講師の長島氏が熱く語る4時間。昨年3月と9月
に開催した長島氏のセミナーは、SIerの経営層を中心とした受講者の皆様から、
95%の圧倒的な支持を集めました。ITサービス会社の経営・管理層、営業部門、
商品開発部門の方、必聴です。是非、この機会にご参加ください。


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┃ ◎詳細・お申し込み ⇒ http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/
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■■■ プログラム ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

※講師や講演内容の詳細は、WEBサイトで随時更新しております。
どうぞご確認ください。 http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/
◎先着順、事前申込制。お申し込みはお早めに。
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[セッション1] 13:00〜14:30

不景気の時こそ「時流」を徹底分析 不景気型のビジネスモデルを理解する


景気が変わるという事は、顧客の購買動機が変わるということです。まずは
変化する顧客の購買心理を理解し、そのニーズに向けたマーケティング策を
考える必要があります。不景気時には不景気型の特徴があります。まずはそ
の特徴を理解し、マーケットの変化を感じ取る事が大切です。このセッショ
ンでは不景気型マーケットの特徴を理解し、今までのビジネスモデルの何を
変えるべきかを解説します。

────────────────────────────────────

[セッション2] 14:45〜16:00

船井流ライフサイクル理論から分かる現場で起きている変化とは・・
これからのビジネスモデルを数値で徹底分析


不景気と同時に起きている変化があります。その変化を理解し、自社のビジ
ネスモデルを変化させなければいけません。顧客が何を望んでいるのか、そ
れに対して何を提供するのか。顧客は以前よりもさらに浮気性になっていま
す。投資対効果に対する顧客のこだわりを理解し、自社ならではの専門性を
強く打ち出し、タイムリーな商品を提供する必要があります。このセッショ
ンでは、そのための具体策を数値を交え解説します。

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[Q&Aセッション] 16:15〜17:00

会場からの疑問・質問に講師がお答えします。

司会:日経ソリューションビジネス 編集長 中村 建助

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※講演タイトル、内容等は変更になることがあります。


■■■ 開催概要 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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┃ ■日程
┃  2009年4月17日(金)

┃ ■時間
┃  13:00〜17:00(開場 12時30分)予定

┃ ■会場:ベルサール九段(東京都千代田区九段北1-8-10)
┃ ●「九段下」駅「5番出口」徒歩5分(半蔵門線・新宿線)
┃ ●「九段下」駅「7番出口」徒歩3分(東西線)
┃ ●「神保町」駅「A2出口」徒歩6分(半蔵門線・新宿線・三田線)
┃ ●「飯田橋」駅「A5出口」徒歩7分(JR線・有楽町線・南北線・東西線・
┃   大江戸線)
┃ ●「水道橋」駅「西口」徒歩8分(JR線・三田線)

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┃ ■受講料

┃ ◎一般 28,000円(税込み)
┃      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃「日経ソリューションビジネス」最新号から24冊購読付き

┃ ◎「日経ソリューションビジネス」読者優待料金 14,000円(税込)
┃   ※お申し込みには「日経ソリューションビジネス」読者番号が必要です

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ■主催

┃  日経ソリューションビジネス

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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 事前登録制、定員になり次第申込を締め切ります。
┃ お申し込みはこちら ⇒ http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/wat/semi/0904/
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2009年2月13日金曜日

ものづくり寄席「新規事業をどのように創出していけばいいのか」

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☆今週の「ものづくり寄席」
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 [期 間] 2009年1月9日(金)〜2009年3月17日(火)
初回を除いて毎週火曜19:00-20:30 (受付開始 18:30)
[会 場] 前回と同じ三菱ビル (東京駅丸の内南口より徒歩3分)
コンファレンススクエア エムプラス 1階・10階(当日掲示)
[木戸銭] 前回と同じ1,000円 (税込み・フリードリンク付き)
[主 催] 東京大学グローバルCOEものづくり経営研究センター(MMRC)
[共 催] GBRC
[後 援] 三菱地所株式会社

 2月17日(火)
中野剛治
東洋大学経営学部専任講師
「新規事業をどのように創出していけばいいのか」
新規事業の創出は、ベンチャー企業だけでなく既存産業でも製造業、流通・
サービス業といった幅広い産業において課題となっています。どのようにすれば
持続的な成長を続けることができるような新規事業の立ち上げを行うことができ
るのか、その際の問題点を提示しながら、新規事業の立ち上げに必要な条件を提
示していきます。

演目・出演者は既に決定しております。
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/topics/yose.html
をご覧ください。また、チラシのpdfファイル(1MB)もダウンロードできます。
http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/topics/image/yose08.pdf
寄席のスタッフの手による「ものづくり寄席ニュース」
http://blog.goo.ne.jp/monodukuriyose/
も楽しいですよ。「ところで、ものづくり寄席って何?」という方は、
http://www.gbrc.jp/news/20040614b.html
もご覧下さい。

2009年1月16日金曜日

[RIETIディスカッションペーパ]「ソフトウェア産業の重層的下請構造:イノベーションと生産性に関する実証分析

直感的にそうだよね、と思うことを数字で実証してもらえるととってもうれしくなりますね。
ただ、ソフトウェア企業の分類について、「独立型」の位置づけは微妙かな、と。
整理分類しないと分析もできないのでやむをえないと思うが、量的な変数のみで
語りきるのはやはり無理なんだなと。
この研究成果を理論的仮説と設定したうえで、質的な実証研究が実施されると
この分類整理の正当性が強まるのかもしれない。
その場合においても、バリューチェーンの上下については正確にいけそうだが、
「独立型」という定義については、なおいっそう難しくなるものと思われる。
ソフトウェア企業で、本当に独立型である会社はほとんどない。
結局、上下に誰かがいる。それはMicrosoftやOracleにしたって同じである。
一気通貫で自社から出さない会社ってのはほとんどないんじゃないかしらん。
この分析にOffshoreを巻き込んでみるのも面白いかもしれませんね。
全体的な仮説と結語については非常に有用であると思う。
学問的な有用性はおいらには判定不能なので。

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「ソフトウェア産業の重層的下請構造:イノベーションと生産性に関する
実証分析」(峰滝 和典 (関西大学ソシオネットワーク戦略研究機講)、
元橋 一之 (ファカルティフェロー))
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/09010001.html?id=nl

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本稿においては、企業活動基本調査と特定サービス産業実態調査の接続データを用いて日本のソフトウェア産業の生産性に関する分析を行った。ソフトウェア企業を同業者との間の受発注に関するデータを用いて、「独立型」、「元請型」、「中間下請型」、「最終下請型」の4つのタイプに分類して、全要素生産性の比較を行った。その結果、「独立型」ソフトウェア企業の生産性は、他のタイプ、すなわち、元請→中間下請→最終下請と重層的なソフトウェア産業を構成する企業よりも高いことが分かった。また、パテントやR&Dで見たイノベーション活動や従業員に占めるSE比率やプログラマー比率などの人材の質に関するファクターが生産性に与える影響についても分析を行った。その結果、イノベーション活動については特に元請型企業において、人材の質については独立型企業において、生産性の決定要因として重要であることが分かった。