2008年3月29日土曜日

第二外国語もやる人のほうが第一外国語もよくできるようになるという常識



海外で日本語を学ぶのは日本企業に就職したいからではなく、
日本の漫画が読みたいからだそうな。
中国ではちょっと前までは日本企業への就職を希望して
日本語を学ぶ学生が多かったけど、最近ではすっかり英語が主流のようですね。
このあたりにアジアにおける日本の相対的な地位低下を感じるものの、
まぁ、そんなものかとも思いながら。
ヨーロッパでは日本語に興味を持つこと自体が明確な動機付けがなかったところに、
漫画への情熱が湧いて来ているってことですね。
それはそれでとても素敵なような気がする。
オランダ人の知人に言わせると、5か国語までは普通のことだそうです。
インド人の知人も3か国語までは常識と言ってましたね。
日本人とアメリカ人ってこのあたりのセンシティビティビティが低いですね。
自戒もこめて。
バイリンガル、というのが特殊な才能のような取り扱いで考えていると、
それはけっこう常識でなかったりする、世界とは広いものである。
日本人にとっては外国語ができることは比較的特殊技能でも、
そうではない人たちは意外と多く、逆に日本語の特殊性に甘えて生きていると、
痛い目に遇うような気がする今日この頃。
先のインド人やオランダ人にとっては、たかが外国語、なのだそうな。

中国語の勉強が進まないのだけど、
こういう言葉を見ると頑張ろうという気持ちになる。
でもなかなか難しい。独学では発音、ではなく発声の成否が難しい。。
でもやっぱり、あいつらの言っていることは理解してやりたい。

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