2008年2月21日木曜日

ICT2008年のキーワード?

なんだか、すっかり夢がないランキング。
キーワードの大半が製品?要素技術?になっている。
すなわち、業界的には巣仮成熟しているって感じだわね。
いわゆる「ソリューション」としての目新しさはなく、既存アプリケーションを技術的に最適化していくだけとなると、前の記事にも書いたけど。単価も安くなり、業界としての勢いはなくなる。
残念だけど、技術が成熟するというのはこういうことだ。
1位が内部統制という時点で、かなりICTではなく、ビジネスですわね。
某社が標榜するBusiness Technologyはそれなりに正しい。
Bizを見据えないテクノロジーとしては存立できないくらいに成熟しちゃったってこと。
エンジニアには楽しくもなんともない未来だなぁ。
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専門記者が読み解く2008年のキーワード
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080108/290633/

内部統制,仮想化,NGN。流行のキーワードからトレンドが見えてくる。そこでITpro読者に対し,注目のキーワードに関するアンケートを実施した。のべ1万を超える回答から専門記者が今注目のキーワードを厳選,2008年のICTのトレンドを座談会形式で語る。
読者が選んだキーワードはこれだ
 ITpro読者が選んだ2008年の注目キーワードの1位は「内部統制,日本版SOX法(J-SOX)」─。ITproが実施した「ITpro読者に聞く2007年/2008年重大トピックスに関するアンケート」の結果である。ここから,2008年注目のキーワードを見てみよう。
 1位のJ-SOXとは,上場企業が提出する財務報告の虚偽や誤りを排除することを目的とした,金融商品取引法の「内部統制報告制度」のこと。2008年4月以降に始まる事業年度から適用される。対象企業は文書化作業やシステムの見直しに追われているところだ。
 2位は「3.9 G,4 G携帯電話」。3.9 G携帯電話は,3G携帯電話を発展させて通信速度を最大300Mbps(下り)程度に高速化したもの,4G携帯電話は下り最大5Gビット/秒を実現するものだ。
 3.9G携帯電話については,例えばNTTドコモが実証実験を始めたほか,2007年に行われた展示会で実機デモが見られるなど現実味が増してきた。
 3位の「IPv6」は,IPv4アドレスの枯渇問題がきっかけだろう。国内のIPアドレス体系を管理する日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が具体策を検討し始めたほか,総務省も研究会を発足した。その解決策としてIPv6が浮上するわけだが,Windows VistaがIPv6に標準対応するなど,利用環境も整ってきた。
 10位以内に入った注目キーワードを見渡すと,2008年以降に登場する製品やサービスが大きく順位を上げている。2位の「3.9G,4G携帯電話」や4位の「Windows Server 2008」,9位の「NGN」がそれだ。10位の「IEEE802.11n」も,正式版の対応製品が登場するという意味では,この範ちゅうだ。
 これらはいずれも,2007年の注目キーワードでは30位以下だったが,2008年は10位以内に入った。それだけ期待されているのだろう。
 中でも「Windows Server2008」は,2007年の89位から4位と,最もジャンプアップした。Windowsサーバーの新版ということに加え,5位に入った「仮想化」機能も備えており,注目度が高まったと思われる。
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