2009年8月4日火曜日

介護士不足で外国人雇用という発想の危険さ

ほんとうに双方に幸せをもたらす結果になることを祈るばかり。

じゃぱゆきさんを生み出す隠れ蓑にならないように。
そうではないのに、メイド扱いをしないように。
インドネシア人はかなりプライドが高いとか、
ちゃんと異文化を理解することが現場に徹底されるように。

便利だから、とか、安いから、とか、嫌なことを押し付けやすいから、
とかだけでなく、ハイコンテクストなこの国で、やるべきことを見極めないと。

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◆「外国人を雇う」7割/介護士が不足、日大調査

日大大学院の塚田典子教授が全国の特別養護老人ホームなど介護施設の施設長
を対象に行った調査で、外国人介護福祉士候補者を「採用する」と答えた割合
が約7割に上っていることが5日、分かった。

http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/doukou/20090610.htm

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「外国人を雇う」7割/介護士が不足、日大調査

日大大学院の塚田典子教授が全国の特別養護老人ホームなど介護施設の施設長を対象に行った調査で、外国人介護福祉士候補者を「採用する」と答えた割合が約7割に上っていることが5日、分かった。

施設長の大半がコミュニケーション能力などの不安を感じながらも、外国人に頼らざるを得ない深刻な人手不足の事態がうかがえる。

「外国人の候補者を積極的に採用する」とした回答は12%、「他に選択肢がなければ採用する」は56%で、両方合わせて7割近くが採用に前向き。これに対し、「不採用」は6%、「積極的には採用しない」は27%と、3割が否定的だった。

受け入れの際の心配として、最も多いのが「利用者や職員などとのコミュニケーション」。「文化・価値観の違いによるトラブル」「指示書の読み・書き」も多かった。

雇用の際、必要な対応策としては9割以上の施設長が国や都道府県による「日本語教育プログラム」と回答。「介護技術プログラム」「宿舎」なども目立った。

塚田教授は「言葉の問題にどう対応していくかが最大の課題。また、日本人が魅力を感じない職場はいずれ外国人にも見放される。処遇改善の推進も不可欠」と分析している。

調査は昨年3~4月、全国の特別養護老人ホームなど介護施設の施設長689人、介護職員609人から回答を得た。

(共同通信)

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