2009年6月10日水曜日

地方再生を地域経営で!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■産・学・公連携で「京都の未来を担う人づくり」

京都府、京都市、京都商工会議所、大学コンソーシアム京都はこのほど、産・学・公
連携事業「京都未来を担う人づくり」を共同で立ち上げた。
同事業では、府と市が設立するサポートセンターを中心に、府内産業の振興、
中核人材育成のためのプログラム開発などを行う。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2009/090511_1.htm

▽京都未来を担う人づくりサポートセンター募集要綱/京都府
http://www.pref.kyoto.jp/news/noryoku/1239171866260.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なるほど、京都らしいプログラムですね。
農水省企画の「田舎で働き隊!」とは対極にある感じ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■都市と農村をつなぐ仲介機関「田舎で働き隊!」を選定/農水省

農林水産省は11日、「田舎で働き隊!」事業の助成先にNPOなど11団体を選定した。
これらの機関は今後、田舎で働きたいと考える都市部人材と人材不足に悩む
農山漁村のマッチング、農村活性化を担う人材の育成・確保などの活動に取り組む。

http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/090511.html

▽「田舎で働き隊!」パンフレット
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/zinzai/pdf/h21panhu.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

京都はウチの人しか信じない文化圏ですからね。
外部からリソースを投入できない以上、内部で育成するしかない。
いっぽうで、「田舎で働き隊!」は圧倒的なリソース不足と食料自給率への危機感から、
どこからだろうと何だろうとリソースを突っ込まないと、という意図ですね。
1次産業だから、比較的リソース投入量がアウトプットにつながるものだものね。
投入リソースの質ではないところが有意義。
なんで、職にあぶれた人が殺到したりしないのかは不思議。
それで、なぜ、支援施策が問題になっているのだろうかと。。
労働力が不足しているマーケットがあれば移転するしかないのに。
それだけ、貧しくはないということを認めて、支援などやめてしまえばよいのに。
どうしたものだか、第2次産業偏重が改まらない。もう日本は世界の工場ではない。
そういうところがなんというか時代遅れなんですよねぇ、政策支援。。

話を京都に戻して、意図は京都が鎖国的だとではないかもしれないけど、
そういうことだろうと邪推できる。
そういえば、一時期の京都企業群に続くものはないですね。
第2の京セラとか第2の村田製作所とか、聞かない。
それに、そんなクラスタはあれ以来あんまり見聞きしない気がする。
世の中とはとかく不思議なものです。
そういう意味では、地域開発を進めるという内閣府の提言は、何かを
生むかもしれません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■地方再生を地域経営の観点から調査/内閣府経済社会総合研究所

内閣府経済社会総合研究所はこのほど、「地域経営の観点からの地方再生に関する
調査研究」報告書を発表した。
地域活性化と人材育成に向けた課題と取組みに焦点を当てた内容となっているほか、
欧州の地域支援策についても紹介している。

http://www.esri.go.jp/jp/archive/hou/hou050/hou041.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

個人的には、そういう流れに期待しているんですけどね。
自分に能があればやるんですが、残念ながらそうもいかないので。
地域経営、おいら個人の志向性とまったく反対なので、むしろ興味深い。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■雇用創出支援地域に56カ所選定/厚生労働省

厚生労働省は8日、雇用情勢の厳しい地域での雇用創出を支援する「パッケージ
関連事業」の対象として、秋田県男鹿市など56カ所を選定した。
地域関係者の創意工夫による人材の育成やブランド商品の開発などによって雇用の
創出を図る。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ぜひ雇用創出できるようなアイデアを見たい。
それはなんとなく、自分が応用できるものになる気がする。
中を開発するのと外を開拓することに類似点が多いと信じたいもの。

0 件のコメント: