こんな法律が成立してますね。
社会全体としては非常によいことです。
つまらん犯罪が起きたりしてまた変な足枷がつかないことを祈るばかり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆子育て支援に向け、改正次世代育成法と改正児童福祉法が成立
待機児童の解消に向け、保育士など一定の研修を受けた人が自宅で
乳幼児を預かる「保育ママ」の法制化などを柱とする改正児童福祉法が
26日の参院本会議で可決、成立した。
また、従業員301人以上の企業に子育て支援の行動計画策定を義務付けて
いる次世代育成支援対策推進法も改正され、従業員101人以上の企業が
対象となった。
「保育ママ」事業については2010年4月から、
次世代育成法の対象企業規模の変更については2011年4月から
施行される。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/gian/17003170010.htm (提出時法律案) http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/g17005010.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
んで、もって促進したいのは育児なんですね?
この辺から話がおかしくなってくる。
かなり政治的な意図はよく分かるわけですが。
なるほど理屈ではなく感情に訴えかける、悪くない手法です。
なにごとも「経験談」はかなり大事なことです。
経験談があるとかなりの不安は解消されるし。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「パパの育児休業体験記」を公開/内閣府ホームページ
内閣府はこのほど、「パパの育児休業体験記」をホームページに掲載した。
昨年9月から10月に募集した結果、80通を超える体験記が寄せられた。年齢や
職業などが異なる84名の男性が、育児休業取得のキッカケや職場・妻とのやりとり、
育児休業中に感じたことなどについて綴っている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
というところまではなんとなく怪しいかなと思いながらも、まぁ、よいかと。
しかし、これはあからさまで、ちょっと政治的な意図しか感じない。
話の混同もはなはだしい。
「セーフティネット」を用意することと非正規雇用を正規化することがいつのまにか
混同して議論されていると指摘した数日前の投稿とおんなじ。
だって、おかしいでしょう?
他にすることないよね?といっているのでしょうか?
父親の人生には仕事と子育てしかないのか?
これはワークライフバランスではなく、ワーク・育児・バランスになっている。
この話題になると引っ張りだこで、すっかり最近見慣れてしまった、
佐藤博樹氏 (東京大学社会科学研究所 教授)、
このひと、なんだか社会運動家みたいなひとなのかしらん。
こういう混同した議論を意図的にしているんだとしたら、頭が悪いか、汚いか、
そのどちらかなので、汚いんだろうなぁ。
ワーク・ライフ・バランスで、仕事と対置されているのは「人生」である。
人生において育児はかなり重要なタスクであることは認める。
だからといって、それだけであるかのように語るのはいかがなものか?
WLBはかなり「耳障りのよいコトバ」のひとつである。
そこを隠れ蓑に、自分の論の正当性を主張する卑怯な輩。
おいらにはそのようにしか見えない。国策なのがより気に入らない。
であれば、WLBといわずに、育児と言やあいいのである。
ちなみに、男性の育児参画は賛成しているのだ。
でもひきょーなやり方は嫌いだね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「父親のワーク・ライフ・バランス応援サイト」を開設/厚労省
男性労働者の仕事と育児の両立支援・促進を目的としたウェブサイト「父親の
ワーク・ライフ・バランス応援サイト」がこのほどオープンした。同サイトは、
厚生労働省が民間企業に委託して運営しているもの。来年2月4日には
「父親の仕事と子育て応援シンポジウム」を開催する。
http://www.papa-wlb.com/ (シンポジウム/2月4日開催)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
企業が「男性の子育て」を支援することの意義やメリット、具体的な取り組みについて考えるためのシンポジウムを開催いたします。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿