2009年1月13日火曜日

日本の実力>>G7中最低という事実

こういうニュースを見てしまうと、日本は豊かな国だというのが幻想なんだなと実感する。
なんだか、アメリカの次に豊かな国ぐらいの勘違いが存在するのですが、ひとりひとりはちっとも豊かではない、ということだわね。
ひとりあたりGDPがG7中最低というのは、いやはや驚く限り。
結局、高齢化が進んでいくと低下傾向が続くのでしょうね。
やはり、世界に対して妙な競争意識を持つのではなく、オンリーワン的幸せを探したほうがよいように思え。
しかも、なんだかわれわれが自信を持っているふうな労働生産性も30国中20位です。
製造業だけが国際水準で、サービス系はだめってことでしょう。
やはりサービス産業の地位向上を実現して賃金を引き上げないと。
製造業頼みであることの不安定さを今回発見してほしいし、するべきでは?
「ものづくり」に研究者を含めて人が群がるが、いやはや、おいてけぼり領域があるのでは??

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◆日本の1人あたりGDP、OECD加盟30カ国中19位に後退
内閣府が25日発表した2007年度の国民経済計算(確報)によると、07年の日本国民
1人当たりの名目GDP(国内総生産)は3万4,326ドルで、
OECD(経済協力開発機構)加盟30カ国の中で第19位だった。
前年は18位だったがイタリアに抜かれ、主要先進7カ国(G7)の中では最も低い。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html#kakuho
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◆日本の労働生産性、OECD加盟30カ国中20位/生産性本部調査
社会経済生産性本部は24日、「労働生産性の国際比較」を発表した。それによると、
2007年の日本の労働生産性(就業者1人あたりの付加価値)は804万円で
OECD加盟30カ国中20位、主要先進7カ国(G7)では最下位。
製造業の労働生産性は929万円で、OECD加盟国中12位、
G7では米国、フランスに次ぐ3位となっている。
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/01.data/activity000894.html
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