2009年3月7日土曜日

シンポジウム「反貧困 最前線」のお知らせ

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◆シンポジウム「反貧困 最前線」/日本学術会議
日本学術会議は3月30日に都内でシンポジウム「反貧困 最前線」を開催する。
近年の日本での所得不平等と貧困の広がりは、労働市場の二極化に起因すると
した上で、派遣切りやホームレス化、子どもの貧困などの問題の現局面とともに、
それらと闘う運動の動態を明らかにする。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/71-s-1-2.pdf
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シンポジウム「反貧困 最前線」の開催について
1.主 催 日本学術会議 社会学委員会・経済学委員会合同「包摂的社会政策に関する
多角的検討」分科会
社会政策関連学会協議会
2.日 時 平成21年3月30日(月)13:00~17:00
3.場 所 日本学術会議講堂
4.次 第
開催趣旨
2000 年前後の時点で、経済協力開発機構OECD諸国のなかでも、アメリカと並んで日
本は、相対的貧困の比率が最も高く、所得不平等の面でも北欧諸国はもとより西欧の主要
国より大きかった。近年の日本での所得不平等と貧困の広がりは、労働市場の二極化に起
因すると指摘される。二極化とは非正規労働者の割合の急速な上昇と、正規・非正規のあ
いだの賃金などの格差をさす。そこに起ったのが、アメリカのサブプライム・ローン問題
に端を発する世界金融危機と大不況である。このシンポジウムでは、派遣切りやホームレ
ス化、子どもの貧困などの問題の現局面とともに、それらと闘う運動の動態を明らかにし
たい。また、サブプライム・ローンの借り手の実像に照明を当てる。
開会あいさつ:古川孝順(東洋大学教授、包摂的社会政策に関する多角的検討分科会委員
長、日本学術会議連携会員)
司会: 大沢真理(東京大学社会科学研究所教授、包摂的社会政策に関する多角的
検討分科会副委員長、日本学術会議会員)
Ⅰ 講 演(13:10~15:10)
1) 杉村宏(法政大学教授、貧困研究会副代表)
2) 豊福裕二(三重大学准教授)
3) 阿部彩(独立行政法人国立社会保障・人口問題研究所、国際関係部第二室長)
Ⅱ 討論など(15:30 ~16:50)
閉会あいさつ:岩田正美(日本女子大学教授、貧困研究会代表、日本学術会議連携会員)
参加申込方法
E-mailもしくはFaxにて必要事項(氏名、所属、連絡先電話番号、E-mailアドレス)を
ご記入の上、以下の問い合わせ先担当宛、お申し込みください。
遠藤公嗣・明治大学経営学部教授
E-mail: social2008@live.jp Fax: 03-3296-2350
*定員(350 名)となり次第、締め切りとさせていただきます。

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