2009年4月11日土曜日

保育士と介護福祉士、どうする、どうなる?

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◆第2子以降の出生割合、夫の家事・育児時間に比例/厚労省調査

  厚生労働省は11日、2002年10月末時点で20〜34歳だった男女を対象に、
  毎年継続して実施している「21世紀成年者縦断調査(第6回)」の結果を発表した。
  今回の調査は07年11月に実施。子供が1人いる夫婦に過去5年間の第2子の出生
  状況を尋ねたところ、
  夫の家事・育児時間が「なし」と答えた夫婦で35.5%だったのに対し
  「8時間以上」では71.3%だった。
  子供が2人以上いる夫婦についても夫の家事・育児時間が長いほど第3子以降の
  生まれる割合が高い傾向にある。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen09/index.html
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まぁ、こんなところなんでしょうね。
家事・育児時間が8時間以上というだんなの場合、奥様の時間はどうなんでしょう?
そこの分類がほしいところですね。
もし、そこで有意な差が出なければ、だんな依存、ということがいえるんですけどね。
まぁ、けっきょく、核家族化で夫婦の共同が必要ってことでしょうね、きっと。
で、それを社会として支援する仕組みが保育士なんでしょうけど、現実はこんな感じ。
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◆保育士の約半数が非正規雇用、質の向上が課題/ベネッセ次世代研調査

  ベネッセ次世代育成研究所が全国の認可保育所に対して実施したアンケート調査
  結果によると、保育士に占める非正規雇用の割合は、
  公営で53.7%、
  私営では39.4%
  だった。運営上の課題について尋ねたところ、「保育士等の質の維持・向上」との
  回答が最多。必要な対策として「研修時間の保障」「給与面での待遇改善」
  をあげる保育所が多かった。
http://www.benesse.co.jp/jisedaiken/research/research_07.html
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同様に、古来家庭内でのタスクとされていた産業の外部化は介護もおんなじことで、
そこはやっぱりこんな風に厳しい感じですね。
「本来は自分でやるべき」という意識があるだけに、それほど多くの投資は行わず、
それゆえに高いサービス費用も請求しづらいこの2大業界を改善していくためには、
やはり社会保障で解決するしかないんでしょうねぇ。
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◆離職者対象の「介護福祉士」養成コース、今春から実施/厚労省

  厚生労働省は11日、介護福祉士の資格取得を目的とした2年間の職業訓練を
  4月から開講すると発表した。
  教材等の実費以外は受講無料。
  雇用保険の受給資格がなく、会社都合で離職した非正規労働者には
  月額10万円の貸付制度を用意。同省では2009年度に
  介護福祉士3,760人
  ヘルパー1級6,000人
  をはじめ約2万6,000人の介護人材の養成を目指している。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/03/h0311-1.html
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