2009年4月26日日曜日

わかものたちの就業意識がよく分かるデータ

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◆「若年層の就業希望と自己啓発の状況」を分析/総務省

  総務省統計局は3月25日、就業構造基本調査の結果から
  「若年層の就業希望と自己啓発の状況」についてレポートをとりまとめた。
  (1)有業者の転職希望
  (2)無業者の就業希望と自己啓発
  について分析。
  転職希望者は男女とも「販売従事者」「サービス職業従事者」で高く、正規就業
  希望の無業者の3割が職業訓練・自己啓発を行っていることなどを紹介している。

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◆転職理由、「不満」より「不安」が増大/インテリジェンス調べ

  インテリジェンスは3月26日、同社が運営する転職サービス「DUDA」登録者の
  意識調査結果を発表した。転職理由の上位を占めたのは、「会社の将来性が不安」
  「他にやりたい仕事がある」「専門知識・技術力を習得したい」「給与に不満がある」など。
  08年6〜9月までのデータと比較すると、程度の差はあるものの「不満」要素が減少し、
  全体的に「不安」要素が増大している。
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なるほど、という感じではありますね。
ゆとり世代らしい結果に、将来が不安になります。
まぁ、でも、安定志向というのは平和主義で良いのかもしれません。
不満があっても我慢する、というのは都合が良いといえば都合が良い。
新入社員の嗜好性とも合致しているので、これが若者の就業感なんでしょうね。
バブル世代にようやく芽生えた企業家マインドはすっかり冷やされている気がしますね。。
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◆新入社員の半数以上が「今の会社に一生勤めたい」/生産性本部調査

  日本生産性本部は22日、「2009年度新入社員意識調査」の結果を発表した。
  それによると、「今の会社に一生勤めようと思う」が55.2%で、5年連続で過去
  最高を更新。「チームを組んで成果を分かち合える仕事」を希望する人は85%で
  過去最高となった一方、「自分の個人的な努力が直接成果に結びつく仕事」と
  答えた人は過去最低の16.5%となっている。

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◆「定年まで勤めたい」9.5ポイント上昇/日本能率協会、新入社員調査

  日本能率協会は23日、2009年度新入社員「会社や社会に対する意識調査」
  結果を発表した。それによると、「定年まで勤めたい」と答えたのは42.9%で、
  前年の33.4%と比べ9.5ポイント上昇。また就職活動について、「気に入った会社
  ・仕事に就けなければ就職しない覚悟で臨んだ」人は33.4%に上り、前年と比べ
  12.6ポイント増えている。

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この能率協会のレポートは惜しいですね。。
就職なのか、就社なのかを区別できるようなアンケートをしてほしいものです。
このへんの意識がない人が作っているのかなぁ。
だとしたら、ちょっとコンサル会社としてのレベルを疑うわね。
会社への意識調査、なんですからねぇ。

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