2008年8月29日金曜日

フィリピン看護師・介護士の日本語研修

●「フィリピン看護師・介護士の日本語研修」を新規計上/経産省概算要求

経済産業省は27日、2009年度予算の概算要求をとりまとめた。「成長を支える人材づくり」については、「産学連携による人材育成の推進」(21億円)、「経済連携協定に基づく日本語研修(比看護師・介護福祉士等)」(21億円)などを新規に計上。この他に「アジア人財資金構想」に36億円(前年度33億円)、「企業立地の促進等のための人材育成等支援」に32億円(同30億円)を増額要求している。
http://www.meti.go.jp/topic/data/080827-1.pdf

うーん、これって微妙な問題だけど、仕方ないのだなぁ。
看護師・介護士が文化を超えられるのだろうか、と。
不安だなぁ、自分がユーザになることを考えると。
それなりに小さく極限状態で、文化が異なるサービス提供者に出会う場面は個人的にはかなりネガティブに受け止めてしまう。そもそも「うまくいっていない領域」に異文化を持ち込むのは問題をより複雑にするだけじゃないかね?
まずはうまくいっている領域」で成功体験をつけてから「うまくいっていない領域」に展開することが必要なのではないか、それが企業経営では常識だと思うけど。
結局、メーカが外国人リソースをうまく使いこなしているのは工場のラインである。
それは、マニュアル化するなり、人材育成サイクルを変革させ続けるカルチャを自己再生産できるサイクルを確立するなりで、リソースへの依存度が低くなったことで達成されているはずである。
それを、単純に人手不足だし、比較的単純っぽいから外国人を入れてみようというのは果たしていかがなものでしょう?

まぁ、フィリピーナについては、すでに「他のサービス」で実践済みだということなのかもしれない。
これだけのフィリピンパブの定着度合いを考えると、いけるのかもしれないなぁ。
そんなことオフィシャルには言えないだろうが、そういうことなのかもしれない。

ならば安心か?個人的にフィリピーナに興味がないのと知り合いがいないので、これ以上の評価は厳しいなぁ。

文化的にはベトナムが近いといわれるが、、彼らは日本語能力高くないしなぁ。
なるほどフィリピンはよい選択なのかもしれない。。

だとすると、あとはじゃぱゆきさんの隠れ蓑にならないことを祈るまで。

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