2008年11月9日日曜日

在中国の日系企業のイメージ

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在中国の日系企業、「給料安い」が「キャリアアップ」できる/産能大

産業能率大学は10月28日、「在中日系企業における中国人スタッフの意識調査」の
結果を発表した。日系企業に就職して良かった点を尋ねたところ、上位を占めたのは、
「日本人の仕事に対する態度を学んだ」「キャリア・アップにつながった」など。一方、
就職して困った点については、「日本人とのコミュニケーションがとりにくい」が最も多く、
「給料が安い」が続 いている。
http://www.sanno.ac.jp/research/cstaff2008.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なんとなく、納得できる見解でもあるけど。
キャリアアップに踏み台になるあたりが日本企業らしい(笑)
正しい気がしますね。
なぜなら日本企業は他の外資には無い、素人を使い物にする仕組みがある。
これは意外と海外に自慢できる代物ではないでしょうか?
あんなに多量の素人を企業に受け入れて使い物になるようにする仕掛けは稀有なものでしょう。
経済的には大いなる無駄だと個人的には思っているけれど、もしかすると開発国群においてはものすごく有意義なものかも。ただし、使い物になる頃には欧米系外資に転職されちゃうけど(笑)
それはそれで有効な採用基準になって、そのレベルでの採用優位があるのであればそういうモデルもアリなのかなぁと思ったりもします。
「給与は安いが素人さんでも大丈夫」というのは非常に珍しいようにも思える。
それは特に教育水準が低い国であればあるほど採用優位を生み出すように思うのは甘いかな?
でもその分コストは安くできるわけで、高い給料だけど高いことを求める欧米系に比べると、とくに競争嫌いな国家群に対しては有効な気がします。狩猟系民族ではなく農耕系民族ですな。
いっぽうで、「日本人とのコミュニケーションがとりにくい」のは外資なら当たり前の意見なので、仕方ないかもしれませんですな。日本の外資で働いていると、外資かぶれの日本人とは日本人ですらコミュニケーションがとりづらい(爆)

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