2008年11月2日日曜日

EUでの移民協定の承認

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移民協定を承認/EU首脳会議
ブリュッセルでの欧州連合(EU)首脳会議は16日、移民に対する教育の推進や
不法移民の摘発強化を盛り込んだ「EU移民協定」を承認した。国ごとに異なる
移民政策が不法移民の増加を招いたとの批判に応え、政策を共通化するのが
狙い。移民政策に関して強硬派で知られる議長国フランスのサルコジ大統領が
提唱した。(ブリュッセル共同)

http://www.spiegel.de/international/europe/0,1518,584741,00.html
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いよいよ、EU内部で同一基準が作られましたね。
もう少し「宗主国」間での利害が衝突するかと思いましたが、そうでもないんだなぁ。言語へのこだわりとかフランスとオランダでよくもそろったものだと。
まぁ、そう言っていられないぐらい問題になっているのかもしれない。
たしかにパリを歩いていると、おそろしくアフリカ系に出会う。
なるほど南に少しいけばそこはアフリカだものね。
当然といえば当然なんだけど。
しかしタクシーで英語が通じないのはかなりの困りもの。
ま、フランス人がドライバでも結果は同じだが。

歴史的に自分たちが正当に行ってきた移民政策を都合が悪くなると(治安ですね、主には)塞いで見るってのはやっぱりご都合主義だし、これは良いけどこれはダメ、っというのは職業に貴賎をつけることになるし(産業保護がある場合はやむ得なくも思えるけど、それはそれでよりいっそう非常に政治的な思惑が垣間見れすぎてそれはそれで嫌らしいし。。)、さらに選民思想を隠す気がまったく無い開き直りにやや怖い気持ちになったりもする。考えすぎかもしれないけど、壁が高くなることは政治的にリスクが上がっているように思えてしまう。
EUの域内求心力が上がるほど、危うく見えちゃうのは考えすぎかなぁ。

でも、これがそろわないから、国ごとに規制を設けてもEUに入り込まれたら笊になるという危機感なんでしょうねぇ。
うーん、政治って難しい。。。

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