2008年11月30日日曜日

全国生産性フォーラム「活力ある日本の再構築」のご紹介

 ●全国生産性フォーラム「活力ある日本の再構築」/社会経済生産性本部
社会経済生産性本部は12月9、10の両日、都内で「全国生産性フォーラム:
イノベート日本〜活力ある日本の再構築」を開催する。
張富士夫・トヨタ自動車会長や宗教学者の山折哲雄氏(国際日本文化研究
センター名誉教授)などによる特別記念講演のほか、6つの分科会を予定している。
http://www.jpc-sed.or.jp/2008productivity/


基調講演 「新たな生産性向上への挑戦」
わが国が人口減少社会に転じた中で、経済成長を今後も維持するには、生産性の向上しかありえません。生産性向上を図るために、今後どのような政策や施策が展開されるべきか、わが国が置かれた現状をもとに様々な視点からお話しいただきます。
学習院大学教授宮川 努 氏

特別講演 「グローバル時代の企業経営」
日本を代表するトップ企業トヨタが、世界でもその地位を確固なものとしているのは何故なのでしょうか。世界各拠点に「トヨタウェイ」をいかに伝えていったのか、トヨタの経営力と現場力展開のお考えについてお話しいただきます。
トヨタ自動車会長張 富士夫 氏

第1分科会 「生産性運動の現代的意義」
わが国の企業経営や労使関係のあり方に、影響を及ぼしてきた「雇用の安定、労使の協議、公正分配」の推進においては、今日多くの課題が発現しています。生産性向上の基盤であり、信頼と活力ある企業と職場の実現に資する「雇用や労使の協議、配分」のあり方について討議します。
富士ゼロックス相談役 有馬 利男 氏
全国労働組合生産性会議議長/UIゼンセン同盟会長 落合 清四 氏
法政大学大学院教授 藤村 博之 氏
※分科会の最下段はコーディネーターを兼ねる(以下同じ)

第2分科会 「“グローバル”前提の企業経営」
わが国企業が国際競争力を向上させ、欧米やBRICsのトップ集団企業に伍していくためには、グローバル化に対応するのではなく、これを前提とする戦略的な企業経営の実践が不可欠です。成長市場アジアを舞台に活躍する優れた事例を取り上げ、その多様なあり方を検討します。
クラレ会長 和久井 康明 氏
ヤマハ発動機社長 梶川 隆 氏
商船三井相談役/元日本郵政公社総裁 生田 正治 氏

第3分科会 「企業価値創造の新たな視点と課題」
21世紀の企業は、「知力」「民力」「環境力」の3つの力による総合力を発揮することが求められています。今日の企業に必要な価値創造のあり方を探ることにより、真の競争力、生産性向上方策について考えます。
昭和シェル石油副会長 香藤 繁常 氏
大和総研主任研究員 河口 真理子 氏
同志社大学教授 松本 敏史 氏

第4分科会 「これからのワーク・ライフ・バランス推進」
「個」の能力を活かし、多様な人材が働きがいをもって活躍できる環境づくりには、ワーク・ライフ・バランスの視点が欠かせません。働き方改革による生産性向上を目指し、今後のワーク・ライフ・バランス推進のあり方を探ってまいります。
東京スター銀行頭取 タッド・バッジ 氏
資生堂副社長 岩田 喜美枝 氏
京王百貨店労働組合中央執行委員長 横山 陽子 氏
慶應義塾大学教授 樋口 美雄 氏

第5分科会 「サービス産業の生産性向上のために」
わが国のGDPの7割を占めるサービス産業の発展は、明日の日本経済の成長にとって不可欠な条件です。サービス産業のイノベーションを進め、生産性を高めるにはどうするか、これからの課題と取り組みについて議論を通して明らかにしてまいります。
アルビレックス新潟会長 池田 弘 氏
ルネサンス会長 斎藤 敏一 氏
経済産業省
東京大学大学院教授 新井 民夫 氏

第6分科会 「日本の洗濯(選択)」
信頼と活力ある国づくりのためには、地域社会や生活の現場からの取り組みが必要です。生活者起点で地域から日本を見直し、この国を洗いなおすために、私たちは何をしなければならないのかを考えてみたいと思います。
早稲田大学大学院教授 北川 正恭 氏
アサヒビール会長 池田 弘一 氏
連合事務局長 古賀 伸明 氏
神奈川県知事 松沢 成文 氏(予定)
慶応義塾大学教授 曽根 泰教 氏

記念講演 「日本人の心」
政治、経済、社会がさまざまな問題をかかえ、日本社会そのものが劣化しつつあり、人間関係も希薄化してきています。これからの日本は健全に発展できるのか、職業人としての倫理観や仕事の誇り、勤労観の深層にある「日本人の心」についてお話しいただきます。
宗教学者・国際日本文化研究センター名誉教授山折 哲雄 氏

閉会挨拶・宣言文採択

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