2008年11月21日金曜日

早稲田大学グローバルCOE企業法制と法創造総合研究所シンポジウム・セミナーのご案内

深冷の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
当研究所関連のイベント情報をご案内させて頂きます。


□ シンポジウム・セミナー情報 一覧
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11月27日 「Kent Calder 氏 特別講演」

11月29日 「土地資本terre-capitalーコモンズー荒蕪地」

11月29日 「早稲田大学・北海道大学グローバルCOEジョイント著作権シンポジウム」

12月08日 「医療における同意」

12月13日 「早稲田・バークレイ・スタンフォード・ジョイント・セミナー」


□ シンポジウム・セミナー詳細
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「Kent Calder 氏 特別講演」
http://www.waseda.jp/wias/event/symposium/smr_081127.html
【日時】2008/11/27(木) 10:00〜11:45
【会場】早稲田大学早稲田キャンパス 8号館 3階会議室

【講演者】
ケント・カルダー氏
ジョンズ・ホプキンス大学国際高等問題研究大学院(米国・ワシントンD.C)
日本学部学部長・教授 / ライシャワー東アジア研究所所長

【演題】
"QUIET CRISIS OF THE PACIFIC ALLIANCE:DEEPENING CHALLENGES IN A WORLD
OF TRANSITION" アブストラクト(英語)
※講演は英語で行われます。通訳はありません。

【ディスカッサント】
植木 千可子(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)
舒 旻(早稲田大学高等研究所)

【司会】
宮島 英昭(早稲田大学商学学術院/早稲田大学高等研究所/
早稲田大学グローバルCOE<<企業法制と法創造>>総合研究所)

【対象】学生、教職員、一般
事前手続はとくに必要ございません。直接会場へお越しください。

【参加費】入場無料、事前予約不要
【主催】早稲田大学高等研究所
【共催】早稲田大学日米研究機構


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第一回研究会「土地資本terre-capitalーコモンズー荒蕪地」
http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/gcoe/project/activity.php?gid=100
56
【日時】2008/11/29(土) 15:00〜18:00
【場所】早稲田大学西早稲田キャンパス 9号館5階第1会議室

【講演者】
椎名重明(東京大学名誉教授)

【講演題名】
土地資本terre-capitalーコモンズー荒蕪地

【趣旨】
コモンズ論も社会的共通資本論も、「コモンズの悲劇」論文批判から発したと
いう点では、イギリスの農業、特にいわゆる囲い込みによる領主権、入会権、
共同体的諸慣習さらにマナー、マナー裁判所とマナー荒蕪地の諸関係について
の実証的研究と共に諸概念の整序によって検討されるべき点を多々残している
と思われる。
この講演は、「近代的土地所有」論についてかつて、地代論のみでは「近代的
土地所有」とは何かは説けない、「土地所有の体系的取り扱い」こそが必要と
いうマルクスが予定しながら自らは完成できなかった土地所有をめぐる諸理論
を、近代イギリスの貴族的大土地所有の歴史的分析のみならず究極的には自然
と人間の関係におよぶ「農学の思想」そして固定的分業の克服のアソシエーシ
ョン論へと深め、鋭利にこの課題に迫ってこられた椎名氏自らによる、その
「土地所有権論」の総括論的な意義を持つものと思われ、「法の基礎概念」の
再検討を行っている私たちにも、大いなる刺激を与えていただけるものと期待
されます。参考文献として、先生の『イギリス産業革命期の農業構造』(お茶
の水書房)、『近代的土地所有』(東大出版会)、『農学の思想』(東大出版
会)、『農業にとって生産力の発展とは何か』(農村漁村文化協会)、編著の
『土地公有の史的研究』(お茶の水書房)等(他にも多数ありますが)をご参
照下さい(文責;戒能通厚)。

【対象】学生、教職員、一般
事前手続はとくに必要ございません。直接会場へお越しください。


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早稲田大学・北海道大学グローバルCOEジョイント著作権シンポジウム
http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/gcoe/project/activity.php?gid=100
96
【時間】2008/11/29(土) 13:00〜17:30
【場所】早稲田大学22号館202教室(地図はこちら↓)
http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/rclip/1129map.pdf

パネル1 「著作権保護の将来像」
【司会】高林 龍
(早稲田大学大学院法務研究科教授・グローバルCOE知的財産法制研究センター長)

第1 報告
1 田村善之(北海道大学法学研究科教授・グローバルCOE拠点リーダー)
「著作権をめぐる法と政策」(15分)
2 泉 克幸(徳島大学総合科学部教授)
「著作権制度と競争政策−著作権市場の発展とともに」(15分)
3 野口祐子(弁護士 国立情報学研究所客員准教授)
「フェアユースについて考える−米国を参考に」(15分)
4 安藤和宏(北海道大学特任教授)
「デジタル化時代における著作隣接権制度に関する一考察−ミュージック
サンプリングを素材にして」(15分)

第2 コメンテーターによる質問と報告者からの回答(30分)
1 中山一郎(信州大学大学院法曹法務研究科准教授)
2 今村哲也(明治大学情報コミュニケーション学部専任講師)

第3 総合討論(30分)

パネル2 「応用美術の法的保護」
(司会)上野達弘(立教大学法学部准教授)

上野達弘(立教大学法学部准教授)
「総論」(10分)
駒田泰土(上智大学法学部准教授)
「フランスにおける応用美術」(20分)
本山雅弘(国士舘大学法学部准教授)
「ドイツにおける応用美術」(20分)
奥邨弘司(神奈川大学経営学部准教授)
「アメリカにおける応用美術」(20分)
五味飛鳥(弁理士・早稲田大学グローバルCOE研究員)
「コメント」(10分)
劉曉倩(北海道大学グローバルCOE研究員)
「コメント」(10分)
総合討論(30分)

懇親会
【会場】
25号館大隈ガーデンハウス3階(地図はこちら↓)
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
【時間】18:00〜
【会費】3000円

【対象】お申込みはこちら>>>
http://www.21coe-win-cls.org/gcoe/info/reservation.php?sid=10517


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研究会「医療における同意」
【時間】2008/12/08(月)15:00〜17:00
【場所】8号館219会議室
【講師】
H.トリムス・エンゲルハルト(ライス大学哲学部教授)
【演題】
「医療における同意」

【対象】事前手続はとくに必要ございません。直接会場へお越しください。


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早稲田・バークレイ・スタンフォード・ジョイント・セミナー
「SOX法以後のアメリカにおける企業犯罪捜査とコンプライアンス −日本への
示唆を求めて− 」
http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/gcoe/project/activity.php?gid=100
89
【時間】2008/12/13(土) 13:00〜17:30
【場所】早稲田大学26号館(大隈タワー)地下1階B104多目的教室
【要旨】
早稲田大学グローバルCOEプログラム《企業法制と法創造》総合研究所のプロ
ジェクト7-5(リーダー:宮澤節生)は、企業行動に関与する専門職の実証研
究を課題としている。このセミナーは、同プロジェクトの第1回企画である。
アメリカでは、2001年のエンロン破綻を契機として2002年にサーベンス・オク
スリー法(SOX法)が制定され、コーポレート・ガバナンスの強化が図られた
が、それは、企業犯罪の捜査と、コンプライアンスにおける弁護士の役割に、
どのような変化をもたらしたであろうか。SOX法以後のアメリカでの展開は、
日本に対してどのような事柄を示唆するであろうか。このセミナーでは、カリ
フォルニア大学バークレイ校ロースクールとスタンフォード大学ロースクール
から専門家を迎えて講演をしていただくともに、日本の専門家をコメンテータ
ーに委嘱して、お二人の講演が日本に示唆するものを検討していただくことと
した。コーポレート・ガバナンス、企業犯罪、弁護士倫理などに関心を持つ多
数の人々の参加を期待したい。

【全体司会】
宮澤節生(青山学院大学法科大学院教授)

【プログラム】
13:00-13:10 開会挨拶:上村達男(早稲田大学法学部長・拠点リーダー)

13:10-15:10 第1部
司会:宮澤節生
講演「合衆国司法省の司法政策と企業犯罪捜査−変化する法的・政治的状況の
中での違法行為の発見−」
講師:チャールズ・D・ワイセルバーグ
(カリフォルニア大学バークレイ校ロースクール教授
http://www.law.berkeley.edu/php-programs/faculty/facultyProfile.php?facID=549

コメンテーター:石井徹哉(千葉大学人文社会科学研究科教授)

質疑応答

15:10-15:20 コーヒーブレーク

15:20-17:20 第2部
司会:石田京子(早稲田大学比較法研究所助手)
講演「創造的逸脱−社外弁護士によるサーベンス・オクスリー法のコンプライアンス−

講師:ノーマン・W・スポールディング(スタンフォード大学ロースクール教授;
http://www.law.stanford.edu/directory/profile/54/Norman%20W.%20Spaulding/ )
コメンテーター:上柳敏郎(弁護士;早稲田大学法科大学院教授)

質疑応答

17:20-17:30 閉会挨拶:上村達男

18:00-20:00 懇親会(会場は当日通知)
会費3,000円
(同時通訳有(日本語))

【対象】お申込みはこちら>>>
http://www.21coe-win-cls.org/gcoe/info/reservation.php?sid=10524

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