2008年10月3日金曜日

外国人労働者受入れ

外国人労働者の新しい受入れシステムを提言/日本経済調査協議会
日本経済調査協議会は16日、報告書「外国人労働者受入れ政策の課題と
方向」を発表した。外国人労働者を「高度人材」と「特定技能人材」に分け、
それぞれの受入れシステムを構築すべきと主張。「高度人材」は積極的に
受け入れ、定住化を認める。「特定技能人材」については、働きながら
能力・キャリアを開発できる仕組みをつくり、1〜5年の滞在期間でスキル
アップすれば「高度人材」に転換することも可能とする。
http://www.nikkeicho.or.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
移民の1割が中国出身/OECD「移民アウトルック」
経済協力開発機構(OECD)はこのほど、2008年版「移民アウトルック」を
公表した。06年の移民を出身国別にみると、中国が全体の11%を占め
トップ。次いで、ポーランドとルーマニアの東欧2カ国が続いている。一方、
移民の受入れが多かったのは米国、韓国、スペインなど。前年と比べ、
移民受入れの増加率が高かった国はポルトガル、スウェーデン、
アイルランドなどで、減少率が目立ったのオーストリアとドイツだった。
また、08年版では移民の雇用状況に焦点を当て、受入国の労働市場への
統合に関する「得点表」を初めて提示。移民と受入国労働者との賃金格差
について分析している。
http://www.oecdtokyo.org/theme/mig/2008/20080910sopemi.html
http://www.oecd.org/dataoecd/30/42/41275636.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
うーん、微妙ですね。。
生まれた国が違うだけで、こう格差があるっていうのはどうなんでしょう?
そこはかとなく漂う選民思想。
国益というボーダー概念が非常にいやらしく感じてしまう。
仕方ないことだとは思えど、そういうものかと。
そんなことに違和感を覚えられるのは、「持つ者の優越感」か?
別段憐れみの感情があるわけではないが、なぜ移民が規制されるのか?
移民などしなくともできる仕事が多くなっているだけに、規制の意義がわからない気もする。
対面が重要な仕事=サービス業はポテンシャルがあるが、それだけに文化粘着性を帯びるので、よりいっそう移民には向いていない気がするし。
でも、この特定技能とかそうじゃないってのは国内でも職業差別にならんかね?と思わないでもない。職業に貴賎無し、というのはまやかしだったってことかしら。
選民思想と職業の差別、微妙な問題に向き合うことになるんですね。
個人的にはすべてのボーダーを取っ払っちゃえば良いと思うけど、そのときに自分が何かを失うときっと騒ぎ立てることになるんでしょうねぇ。。
中国の人口が世界の20%を占めるなかで10%なので、相対的にはそれほど多くは無い。
それに対してインドの移民が非常に少ないってことがわかる。
このへんは文化とビジネスモデルの違いですかね。

0 件のコメント: