2008年10月28日火曜日

人口減少社会と対策

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人口減少社会に向け「日本型移民政策」の検討を/日本経団連提言

日本経団連は14日、「人口減少に対応した経済社会のあり方」と題する提言を
発表した。日本の総人口は今後50年で約30%減少し、生産年齢人口 は現在
のほぼ半分(4,595万人)まで減少すると指摘。経済社会システムの維持に必要な
人材の活用・確保策として
(1)女性の社会進出等の促進
(2)「日本型移民政策」の検討
(3)受け入れた外国人材の定着の推進
を求めている。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/073.pdf
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人口が減るということは顧客が減るということなので、なぜ移民?
人口が減らずに高度老齢化社会になっていくことについては、労働人口の現象が問題になるので移民を検討する題材になるけど、人口減少や少子化のコンテクストでの提言には非常に違和感がある。
そこを移民を受け入れるのはちょっと違うんじゃないかなぁ。

人口は間違いなく減るでしょう。しょうがないですね、高齢化よりも自然なこと。
豊かになるというのは、必然的に多様化につながるので、その結果として再生産への欲求が低下することになるでしょう。仕方が無いことです。
いいじゃないでしょうかね?人口密度高すぎるので。
なんというか、動物として当たり前じゃん、と思うところもあり。
そこをわざわざ移民を受け入れて隙間を埋めるみたいな発想はちょっと好きになれない。
人口が減った場合のモデルがきちんと作られていないように感じられる。
生産性を極大化して、自動化を押し進める解決策が日本らしくて好きですね。
ただし、サービス産業に限っては移民を受け入れるしかなかろうと思います。
そこはなかなか自動化は難しい。
でも代替に向けては、文化的背景の類似性が要求されるので、限定されちゃうんだろうなぁ。

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