2008年10月30日木曜日

「格差社会」進展中?

先進国3分の2で所得格差が拡大/OECD報告書
経済協力開発機構(OECD)が21日発表した報告書「格差は拡大しているか」によると、
過去20年間に加盟30カ国の3分の2で所得格差が拡大した。
高齢者の貧困率が低下する一方、成人若年層や有子世帯の貧困率が上昇したと指摘。
日本については、長期にわたる格差拡大の傾向に反し過去5年間は縮小に転じたが、
貧困層の比率は加盟国で4番目に高い。2000年代半ばのジニ係数をみると、
所得格差が最も小さい国はデンマーク(0.23)。最も大きい国はメキシコ(0.47)で、
日本は20位(0.32)だった。
http://www.oecd.org/dataoecd/45/15/41527181.pdf   (日本に関する資料) http://www.oecd.org/dataoecd/45/58/41527388.pdf   (英文サイト) http://www.oecd.org/document/53/0,3343,en_2649_33933_41460917_1_1_1_37419,00.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「金融グローバル化時代の所得不平等」を分析/ILO、仕事の世界報告書
国際労働機関(ILO)が16日発表した「仕事の世界報告書2008年版:
金融グローバル化の時代における所得不平等」によると、1990年から2005年にかけて
データが得られた国の約3分の2で所得不平等が拡大した。中流・貧困世帯に比して
富裕世帯の所得が大きく上昇。中でも米国では、07年の大企業15社の最高経営責任者
の収入が平均的労働者の520倍(03年は360倍)と速いスピードで格差が拡大しており、
同様の傾向は、豪州、ドイツ、香港、オランダなどでも見られるとしている。 http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/new/index.htm#44 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なんだかね、夢があるんだか無いんだか。
520倍の給与格差って意味わかんないですよねぇ。。
100万円と5億2000万円で格差520倍です。
100万円ってことは無いので、あとはこれを倍倍してみれば判りますね。異常です。創業者ならまだしもそうでない人ですからねぇ。これは何とかするべきでしょう。単純におかしい。そんなにひとりが貰うことに違和感は無いのかしら?年収12億円であれば月収1億円である。計算を簡単にするためとそれぐらいは働けよという期待値をこめて(笑)月の勤務時間を200時間平均としても、時給50万円である。
ほとんど、1分1万円程度になるから、1秒166円となる。お、こう考えるとそうでもないか(笑)いやいや、こんな高いサービス聞いたこと無いぞ。おちおち食事も誘えないよね。2時間も時間をとったら100万円である。。そうかぁ、うちのCEOと10分話すのも大変なのもわかるな、それだけで10万円である。
そんなに1人の影響力があるのかしらんと不思議な気持ちにもなる。
しかも、そのCEO達が会社を転々と回遊したりするので、なんというか、そこにアメリカンドリームなんて果たして存在するのかいと不思議な気持ちになりますね。

いやはやしかし、どこもかしこも格差拡大ですか。。
まぁ、貰いたい人と貰う必要が無い人に分かれてきたとも思える。
国が豊かになるとはそういうことだと思う。死なない程度に生きるのが簡単になるのだから。
その場合、貰いたいのにもらえない人が一番悲惨で、妙な中産意識が強い日本みたいな国が、もっとも実感的には、豊かにならない、と感じるのかもしれない、なぞと思ったりもする

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