2008年9月13日土曜日

インドの少女、欧州での「ビッグバン実験」を恐れ自殺

インドの少女、欧州での「ビッグバン実験」を恐れ自殺

日本ではあんまり話題になっていないようですが、個人的にはすごく興味深いニュースだっただけに、なるほどこーゆー反応もあるかと。
ブラックホールに飲み込まれるよりは自ら決着をつけたいということか?
なんというか、ちょっと違和感がある感性だけど、判らなくは無い感じ、かなぁ。
どうせ死んじゃうんだから、自ら手を下さずとも身を任せる、という気持ちにはならなかったのだろうか?ブラックホールの向こうは「無」だから西方浄土に行けないとでも思ったのかしらん?
インドだけにそこが西方浄土なんだが、、
ひとって、時々思いがけない行動をとるもの。
それにしても、ほんとーに大丈夫だって、どうやって確信できるだろう?
いやはや人間はどこまで行っちゃうのかなぁ。
なんというか、動機が非常に純粋で、きっとやっている本人は楽しくてわくわくしてしょうがないんだと思うけど、ちょっとだけ心配してしまうのはなぜなんだろう?
きっと「わからない」が、ほんとうにわからなそうな感じがこういう気持ちにさせるんでしょうね。
犠牲者1号?となってしまった少女の冥福を祈るとともに、彼女の犠牲が杞憂で終わることを祈るばかり。
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インドの少女、欧州での「ビッグバン実験」を恐れ自殺
2008年 09月 11日 13:02 JST
 [ボーパール(インド) 10日 ロイター] インド中部マディヤプラディシュ州で16歳の少女が10日、欧州で行われる素粒子加速装置を使った「ビッグバン」実験によって地球が終わりを迎えるとの報道にショックを受けて自殺した。少女の父親が語った。
 警察によると、少女は農薬を飲んで自殺を図り、病院に運び込まれたが後に死亡した。
 父親は地元テレビ局に対し「娘は過去2日、私やほかの身内に9月10日で世界が終わることについて質問をしていた」と話している。
 インドのニュース番組はここ2日ほど、スイス・フランス国境の地下に設置された素粒子加速装置による実験で、世界が破滅するかどうかの議論を多く放送していた。
 大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は10日に運転を開始。円周27キロのトンネル内で光速に加速した陽子同士を衝突させ、宇宙が誕生した「ビッグバン」直後の状態を再現することが期待されているが、実験の過程で小さなブラックホールが作り出され、地球を飲み込んでしまうとの懸念も一部で出ていた。
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