2008年9月11日木曜日

プラモ作り、晩酌も残業..

プラモ作り、晩酌も残業/住み込み管理人に420万

マンションの住み込み管理人に対し、時間外労働の賃金をどこまで支払うかが争われた
訴訟の差し戻し控訴審判決で、東京高裁は9日、大阪市の管理会社に約420万円の
支払いを命じた。管理会社側は、管理人室での晩酌や夕食後に趣味のプラモデル製作
に充てた時間は残業時間から除くべきだと主張したが、宗宮英俊裁判長は
「この間も必要になれば、住民らへの応対などの業務に当たる『待機中』で、
残業時間に含めるべきだ」と指摘した。(共同通信)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/hanrei/20080910c.htm 

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うーん、やっぱりサービス業って難しい。
これって、電話番もおんなじロジックが通じちゃうので、コールセンタとかも恐ろしいですね。
でもポイントは「代替要員」あるいは「代替手段」があることなんでしょうねぇ。
しかし、価値は「そこに存在していること」なんだねぇ。
たしかに、そういう「しごと」もあるのかもしれない。
しかし、就業規則違反で罰則にできるんじゃないかしらん。
それであればきっと問題ないんだろうけど。
いやはや、サービスレベルって難しい。
晩酌した管理人が役に立つのか?という問題は残る。
プラモ作りは、たしかに業務に支障が出るものではないし、喫煙者としては耳が痛い問題だったりするので認められてもまぁやむなしかとは思うけど、晩酌はどうだろう?明らかに就業規則違反だよなぁ。
公序良俗に照らして、酔っ払って就業するのは望ましくない行為とできると思うけど。
そうそう、この「待機中」というなんとも業務管理上取り扱いが困難な時間はどうしたもんでしょうね。
管理人室にいた時間=就業時間といわれると、やはりモニターでの管理強化とかに打って出るしかないのかなぁ。監視社会は嫌いだなぁ。でも係争になるくらいなんであれば手を打つしかないなぁ。
さらにコスト計算における人件費の扱いとして、待機時間を盛り込んで予測するしかないのか。
価値を何に置くビジネスなのか、でここは大きくぶれそうですな。

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